【乙女ゲーム】VitaminR 初見プレイ感想 ※赤桐瑛太
続いて、司の対になっている瑛太を攻略しました。パーフェクト・ドリーム・ノーマルエンド回収。
W6の中では弟ポジション。司とセットになることが多く、司には「おチビ」と呼ばれているので、160㎝くらいだろうか？と思ってたら174㎝もありました。高いじゃないか。周りがでかすぎるのね。
言動がかなり荒々しく、「死ね」「殺す」など過激なことをガンガン言われます。また、ことあるごとに噛みつかれます。狂犬か。最初はあまりにもひどい言動に「これはかなり好き嫌いが分かれそう…」と心配になりました。私は嫌いじゃないけど。ちなみに、彼の罵倒は毎回長文なのですが「よくこんな早口で言えるな～。声優さんってすっごい」という感じで毎回感心して聞いてしまいますｗ
とはいえ、あまりにひどい扱いに、プレイしながら「主人公ちゃん根気強いな…菩薩かよ…」と何度も思いましたｗ ひっぱたきてぇ…と思うシーンもちらほらありますｗ ふつうの乙女ゲーでは、こういうキャラは割とわかりやすくデレるタイプが多いと思うのですが、彼は時間が進んでも態度がわかりやすく柔和したりしません。
瑛太は赤ん坊時に教会に捨てられ、さらに育ての親である牧師にも金でアヴニールに売られた、という2度捨てられた経験がトラウマとなっており、家族やクリスマスといったものを憎んでいます。その生い立ちに同情するでもなく、寄り添ってあげる…てめちゃくちゃ難易度高いな！と思ってたのですが、さすが主人公ちゃん、持ち前の根気と自愛の精神で瑛太の心に寄り添っていきます。
瑛太はピアノの天才なのですが、上記の生い立ちからアヴの人間を嫌っており、演習室などアヴの生徒がいるところではなかなかピアノの練習をしてくれません。やっとしてくれたと思ったら足でピアノ弾く始末（絶対無理やろ…とは思いましたがそこはご愛敬）。まだ攻略2人目ですが、ピアノをさせるのも一苦労、暴れまわって散らかった部屋の始末も大変、本人も暴言がひどく手に負えないとあって、1人目に攻略した司って天使だったな…（遠い目）ってなりますｗ
後半になって、牧師さんが彼をアヴに売ったというのはデマだったことがわかり、死の間際にいた牧師さんとギリギリで和解することができます。ここ感動した。
そんなこんなで卒業式となりました。司の時は、バイオリンか忍者か、というわかりやすい二択があったので、瑛太はどういう未来があるのか？と思ってました。
最初にパーフェクトエンドを見たのですが、無事大学に進むことになり、主人公とも結ばれ、ほっこりしたいい話でした。
次にドリームエンドを見ました。このドリームがやばかった。
まさかの「牧師になる」って言いだしたんですよ。全然予想してなかったので「え⁉」となりました（あれ？予想できてなかったの私だけ？）。育ての親や主人公が自分にしてくれたみたいに、ひねくれてる子の助けになってあげたい…と話す瑛太をみて、不覚にも泣いてしまったｗｗｗ なんやお前、それは反則やろ！
いやー、一時はどうなることかと思いましたが、シナリオがほんと神ですね、このルート。恋愛要素は少なめですが、キャラの心情がすごーくゆっくり変わっていくのがわかります。面白いなぁ。
1つ気になったこととしては、せっかくいろんな有名楽曲名がでてくるのに、その音楽が流れることは少ないのが非常に残念です。だいたい主人公のモノローグで「すばらしい演奏だった」で終わってしまうので、それを私も聞きたい！聞かせてくれ！と何度も思いました。
いいなと改めて思ったのは、月末試験。一度正解すると文字が青くなってくれるのが便利ですね。正解率があがりそうです。今回フランス人が多いせいか、フランス語に関する問題が多め。大学の必修でフランス語をとったので、微妙にわかってうれしいです。まさかこんなとこで活用されるとはｗ逆にキャラに関する問題（過去作も含めたキャラの問題…）がでると全然わからないです…誰が何型とか身長とか、覚えられない…10問正解することはまれです…。
しかしまあ、総評として良かったので、この勢いでＸとＺをぽちってしまった。こういうストーリー重視のゲームをやりたかったのよ。前にやったＸはDSだったので話をあまり覚えてないし久々に起動してみたら音質の悪さに愕然としましたｗ なので今更ですがXもPSP版を買うことにしました。
とりあえずRをフルコンプする！次はカオルかジャンにしようかなと思います。
