乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】剣が君 for V 攻略感想⑥

最後は九十九丸。ちょっと飽きたな笑

■九十九丸ルート

この人、他の人のルートでも全く素性がわからない。いつも腹ペコなのと、人が良さそうで裏もなさそうというくらいの印象しかないです。目にハイライトがないのが地味に怖いんだよな笑

花嫁行列では、出会う妖怪からなぜだか恐れられている描写が入りました。なんだろ、やっぱりマレビトとなんか関係あって、妖怪の血が入ってるとか? 本人は自覚がなさそうだけど…。途中でシグラギに襲われた際は、神降ろしのときみたいな模様が顔に現れ雰囲気が変わっていました。かっこいいじゃん笑 

江戸に戻った後、なんやかんやあって九十九丸は主人公の家で働くことに。九十九丸は田宮流の伝書を継ぐために御前試合で一番刀になることを目指しています。実家は旅籠らしい。なんだ、両親健在なのか〜と思っていたら、故郷にいるのは義両親で本当の親は15歳のときに地滑りで亡くなり、自分もそれより前の記憶が曖昧であることがわかりました。これ絶対なんかあるやつじゃん笑 そういえば花嫁行列で風呂に入るスチルが出たとき、すごい傷がある人いたけどあれって九十九丸だったっけ? 初回以降スキップしてるから忘れた笑  

主人公のお店で働き、次第に家族のように仲良くなる九十九丸。御前試合自体を好んでない様子の主人公と父に遠慮して、試合を一回戦のみで放棄しようとしますが、やはり伝書を手に入れたい想いを捨てられずにこっそり二回戦に出ます。こいつ思ったよりウジウジしてるな笑 さっさと本当のことを言えば良いのに。二回戦に出たことで主人公を迎えに行く約束に遅れ、雨に打たれた主人公は発熱。ふたりは古寺で休みますが、主人公はその時に九十九丸の胸に大きな傷跡があるのを目にします。なんか九十九丸、線香みたいな匂いがするとか怪しい気を纏っているとか、そんな描写が多いんだけど本当は15歳の時に死んでるんじゃないのかな。そのとき現世に残る代償としてマレビトと契約して、マレビトの要素が九十九丸にも入っちゃったとか。お腹がめちゃくちゃ空くのも、マレビトに栄養取られてるからじゃない?

三回戦の相手は鈴懸。九十九丸は最初は劣勢でしたが、突如変貌して鈴懸を破ります。なんか姿が成長してるっぽい? 気を失った九十九丸は、城の大僧正天海によって目を覚まします。天海は九十九丸の記憶を呼び覚まし、過去に一度死んでいたことを思い出させました。やっぱり死んでたか。死んだ後に禁術である反魂呪で蘇ったよう。5年前に死んでたから体が成長しておらず、怒りで心が乱れたときにマレビトが出てくる?みたいな感じでした。

和魂エンド

九十九丸は御前試合を辞退。まあ君ルートだからね。そして主人公には、故郷の遠野に帰ると告げます。主人公は無理矢理ついていくことに。いや、お前まじか笑 故郷で、九十九丸の師匠から九十九丸が15歳の時に死に、父が反魂呪を使って蘇らせたことを聞きます。マレビトの力で蘇ることはそもそも禁忌で、和尚さんからは穢れた業で蘇った九十九丸は遠野にいることが害だと言われてします。その後、師匠からマレビトを分離させる方法を聞き、それを実行。それによって常夜の門が開き、九十九丸は常夜側に行ってしまいました。九十九丸を失った主人公は拒食症に。ついに死ぬことで、九十九丸と再会するエンドでした。どうでもいいけど成長した九十九丸めっちゃかっこいいな笑 正直あんまり面白くない展開だけどスチルは闇堕ちって感じで好きだわ。

幸魂エンド

和尚さんの話を聞いたところまで和魂エンドと一緒。主人公が夜中に目を覚ますと、マレビトに意識を乗っ取られつつある九十九丸が主人公を常夜の門までつれて行きます。常夜の門が開いたあと、15歳の九十九丸とマレビトの九十九丸が分離(?)。15歳の姿は本来死ぬはずだった九十九丸で、マレビトは主人公を常夜に連れてきたので15歳の方は用済みだとして三途の川を渡らせようとします。ふたりとも九十九丸なのでどうしていいかわからなくなる主人公ですが、15歳の方がマレビトに立ち向かい、主人公とふたりで逃げます。が、現世の野原で目を覚ました主人公の隣に九十九丸はいませんでした。諦めず探す主人公のもとにハヤト(九十九丸の鳩)がやってきて、九十九丸のところへ連れて行ってくれました。九十九丸は成長した姿になっており、マレビトが体を返してくれたそう。はあ?マレビトお前甘過ぎやろ。うーむ、戦って勝ちとったんじゃなくてマレビトが妙に空気を読むやつだったことに納得がいかない笑

奇魂エンド

御前試合の四戦目。相手は田一(幼馴染)でした。マレビトの力が発現し、九十九丸は勝利。しかし九十九丸の体を気遣う主人公は素直にお祝いできず、ふたりはギクシャクしてしまいます。九十九丸から、御前試合が終わったらマレビトを鎮めるため霊場巡りをするからお別れだと告げられますが、互いの想いは確認できました。なんか剣ルートのほうが互いの気持ちをはっきり伝えることが多い気がする。

準決勝の相手は斬鉄。斬鉄から挑発され、九十九丸はマレビトの力を発動。しかし踏みとどまろうとして斬鉄に無惨に斬られ、気づけば三途の川にいました。そこには自分の半身の姿をしたマレビトが。結局九十九丸はマレビトを受け入れることで意識を取り戻し、斬鉄を殺します。御前試合は九十九丸の勝利で幕を閉じますが、一番刀にはなれなかったようでした。

その後、なんとなく九十九丸が変わったような違和感を覚える主人公。そして九十九丸からマレビトを鎮めるためではなく力を使いこなすために旅に出ると告げられ、ショックを受けるエンドでした。なるほどね。これはわりと面白い展開でした。

荒魂エンド

準決勝で斬鉄と対峙、奇魂エンド同様に瀕死の状態に。主人公は知らせを受けて、怪我をした九十九丸のもとへ向かいます。しかしすでに九十九丸は死んでいました。

九十九丸は三途の川で目覚め、襲い掛かる妖怪を斬り続けますが、いつしか疲れて諦めようとします。そこに主人公の声が響き、九十九丸は現世に帰ってきました。うーん。えー、これが一番いいエンドなの??展開がベタすぎでつまらないのだが…。その後、九十九丸は自分の体について知るために旅に出てしまいます。旅に出る際に、主人公の名前を剣につけていいかと言われました。あーなるほど、だから「剣が君」ってタイトルなのね。ということはこのゲームのメインヒーローポジは九十九丸なのね。このために最後に荒魂をやれってレビューが多かったのですね。まあわからなくはないけど、だからなんだ感がすごい笑

 

総評

70/100

全体的にしっかり作り込まれているなぁという感じはすごくするんだけど、いまいち入り込めなかったかな。シナリオは人によってご都合丸出しのものがあったり予想外の展開だったりで、ムラがありましたね。左京さんがキャラ的にもシナリオ的にもピークにして至高って感じだった。リジェットのゲームはブラウルしかやってない(たぶん)けど、世界観作るのが上手いし、品があるところは好きだな。

キャラ

左京さんが一番好きで、次に螢、実敦さん、鈴懸、九十九丸、かなり間があいて縁って感じですね。正直左京さん以外そんなに乙女ゲーム的な魅力はなかったです。

主人公は嫌いじゃないんですが、行動力がめっちゃあるときとないときの差が激しい印象でした。やや恋愛脳な気はする。服装をなんとかしろ。あと、脇役が無駄にかっこいいのなんなの。そしてほぼ全員が長髪という、いかにも二次元って感じがなんかうける。

ストーリー

やはり前章が共通ルートなのがだるい笑 多少変わると言ってもホントにちょっとだし、もっと短かったら良かったのになという感じ。また、個別ルートは君ルートと剣ルートの二つに分かれているものの、あんまり「君」「剣」感がない展開だったりしたので、普通にベスト、ノーマル、バッドってエンドで良かった気がする。ちなみに私はエンドを迎えたらそれで終わりでいい派なので後日談は見てません。でも後日談にスチルがあるんだよな。なんで分けたんだろ、いちいち見るのめんどいから普通にエンドのあとにくっつけてくれたらよかったのに。あと、マレビト関連のオチが個人的に納得いかなかった。もっときちんと決着つけてほしかった。てっきり九十九丸ルートでマレビト復活して、大混乱するけどみんなで助け合ってマレビトを打ち果たすって展開を期待していた。長七郎とか鼓たちってあんな重要っぽかったのに最期の九十九丸ルートでは全然目立たなかったですね。なんだったのか…

システム

なんでこんなにもっさりなの。効率プレイをしていたのでジャンプは使ってないけど、スキップはもっさりしているし場面切り替えも遅くてめちゃくちゃ萎えます。オートも遅いし、バックライト消えるし、快適さはないですね。

この二カ月くらい乙女ゲーム熱が再燃してたけど、このゲームで鎮火した笑 あと2本買っちゃったので、また暇ができたらやろうと思います。