乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】剣が君 for V 攻略感想①

こちらは有名なタイトルですが、個人的に歴史ものがあんまり好みではなかったのでやってませんでした。でも歴史上の実在の人物が攻略対象になっているわけではなさそうだったので、それならいいかと購入。中古ならめちゃくちゃ安いです。

あらすじ

江戸で暮らす主人公は、偽の姫として花嫁行列を演じることになる。護衛として出会った六人の侍たちと絆を深める旅路。その先にあるのは、剣への道か、君との道かーーー。

※パッケージ裏より引用

 

オススメの攻略順があるみたいなので、それに倣います。また、個別√内にも「剣ルート」「君ルート」があり、エンドは四つあるみたいです。全然展開がわからん笑 プレイ前は、刀を擬人化したキャラを攻略するゲームかと思っていた笑 とりあえず2時間くらいやって、前章の花嫁行列、小田原まで来ました。現状のキャラの印象はこんな感じ。

★九十九丸:天然系まじめキャラ。いつもお腹を空かせている。こういう人が戦闘でキリッとしたらカッコいいよね!でもしなさそう笑

★螢:今回の「乙女ゲームにいたら安心するキャラ」。すなわち主人公に対して冷たい人。最初服装にびっくりした笑 軽そうな見た目に反してすごく真面目で好感が持てます。

★実彰:キリシタンかな?クール系まじめキャラだけど剣に憑いてる妖怪ちゃんのせいで人間味を感じてかわいい。結構好き。

★縁:乙女ゲームあるあるの最初からフレンドリーに口説いてくる軟派なキャラ。テンプレ展開じゃないことを期待したい。

★左京:丁寧語を話し、実は冷酷な一面もある気になるキャラ。誰か探してるみたいだったね。しょっぱなの血みどろ立ち絵にびっくりしたけどこの人も好きだ。なんとなく遥か3の弁慶に似てる気がする。

★鈴懸:天狗に育てられた子っぽい。今回の年下枠。年下キャラってあんまり惹かれないんだけど、この子めちゃくちゃかわいいし良い子!恋愛展開が読めないのがちょっと心配。

 

攻略キャラが主人公に対してほぼ事務的な振る舞いなのがいいね!乙女ゲームはこうでなくっちゃ!全員パラメータがあったけどこれ股がけできるのかな?

主人公は商人の娘で、今のところ無難な印象でよかった。攻略キャラが現時点ですでにかなり個性的で魅力的なので楽しみ。ただ、一度ソフトの読み込みがおかしくなってVitaで初めてフリーズしてしまった。やだな😭 あとちょっとシステムがもっさりしている。コドリアみたいにオートでバックライトが消えるのと、ロードが遅い。オートで変な間がある笑

前半は花嫁行列の話です。花嫁行列に偽花嫁として参加することになった主人公。6人の侍たちに護衛され、江戸から駿府に向かいます。みんな基本的に優しいですが、それはあくまで任務だからというビジネスライクな感じがとても良い。乙女ゲームで無条件に愛されるの嫌いなので笑 主人公は極秘で天下五剣のうちの一振り、数珠丸を懐剣として持たされています。実はこれを秘密裏に駿府に運ぶのもミッションの一つでした。

後半は個別ルートみたいですね。股がけはできないみたいです。

実彰ルート

花嫁行列の間、事あるごとに実彰を選んでルートに入りました。この人、鬼や妖怪は斬っても人間は斬らないと決めており、過去に何があったんだろうと思わせます。花嫁行列後、駿府で森の中の墓に手を合わせる実彰がいました。誰のお墓なんだろう。それにしても、花嫁行列が終わるとみんなあっさり別れててちょっと笑った。まぁ後半が個別ルートだからかもしれないけど、4時間くらいやったのに乙女ゲーム感がまったくない笑 でも恋愛過程の描写にこだわりたいほうなので、この潔い展開は好感が持てました!

江戸に戻り、いつもの生活を送る主人公。これ、攻略キャラとまったく接点がなくなったけどどうするのかしら。と思っていたら、ある日森で実彰の庵を発見、再会しました。実彰は江戸幕府に仕えるように再三依頼されているようですが、人を斬りたくないという信念から断っています。主人公に対しても普通に冷たい笑 ある日、主人公が通う薙刀の道場が道場破りされ、困った主人公は実彰を頼り、解決します。ここで主人公の親友のお松ちゃんの反応がなんかおかしかったので、実彰がお松ちゃんの家族を殺したとかその手の因縁がある気がしました。案の定、お松ちゃんのお姉さんを殺したのが実彰だったため、敵討ちをしにお松ちゃんがやってきます。

和魂エンド

お松ちゃんは実彰を許し、敵討ちを諦めました。意外とあっさり。その後、互いの気持ちが通じた主人公と実彰。ある日、うっかり実彰の家で寝てしまった主人公が目を覚ますと、実彰の剣である大典太が不思議な光を放っていました。どこかの方角を指し示す刀。ラピュタかな? 光のほうに向かうと、鼓と七重と長七郎がいました。長七郎は駿府の城主であった徳川家宣の遺児、鼓は一番刀で数珠丸の使い手、七重はその恋人です。彼らは家宣を蘇らせるという家宣の家臣・朝倉と、怪しげな老婆とともに徳川の追っ手から逃れるために江戸に来ており、洞窟で家宣復活の儀式を行おうとしていました。しかしそれが常世の門を開きマレビトを降臨させる危険な儀式であり、かつ生贄として数珠丸で七重を斬らなければならないと知った鼓は抵抗。そこから逃げていたところを実彰に助けられ、なんやかんやあって鼓たちは徳川に仕えることとなりました。徳川に勧誘されることもなくなった実彰は、婿入りして主人公の実家の店で働くエンドでした。ここ吹いた笑 これがベストエンドかな? 和やかに収まりすぎてちょっと物足りないかな。

荒魂エンド

お松ちゃんが実彰を許せず敵討ちにくるも、結局殺せない展開。こっちの方がまだいいかな。和魂エンドはあっさり許しすぎる。剣を正しい道に使ってほしいというお松ちゃんの言葉を受け、正式に徳川に仕えることに決めた実彰。その後、洞窟でマレビト降臨の儀を行おうとしている駿府の反城主派に遭遇し、あやうく生贄になりそうになる主人公を、実彰さんが助けてくれました。この辺の展開読める笑 その後は結局鼓たちは幕府に仕えることに。主人公たちは明確にくっつかない、ハッピーとは言えないエンドでした。いわゆるノーマルエンドみたいな感じでした。

奇魂エンド

荒魂とほぼ一緒の展開。しかし洞窟で実彰と鼓が対立せざるを得ない状況に。その決闘のなかで鼓が七重を斬ってしまい、常世の門が開きかけてしまいます。自分が何とかするから七重と鼓を連れて逃げろと主人公に頼む実彰。めっちゃ死亡フラグ立ってるんだが。しかもここで初めてキスのスチルが出た。おい、七重が瀕死の時に何してるんや。鼓の気持ち考えて笑 案の定、実彰は門を閉じるために常世側に行ってしまい、お別れエンドでした。つらいけど切なくて割と好きです。このエンドが一番良くないエンドっぽいな。

幸魂エンド

和魂エンドと展開は同じ。洞窟で、追われる鼓たちを援護。殺すためではなく守るために剣を振るうという意識が実彰に芽生えます。ひと段落したあと、江戸を離れることにした実彰は、主人公に一緒に来てほしいと言い、主人公もそれに応えます。出立の日、なんとお松ちゃんが再び敵討ちに現れます。え、やめるって言ってなかったっけ笑 でもそれは実彰の反応を見るためだったみたいです。なんやそれ笑 最終的にふたりは隠れ切支丹の島につき、結ばれるエンドでした。うん平凡。

 

このゲーム、いわゆるバッドエンドってないのかな。メリーバッドみたいな。実彰のエンドの中では、奇魂エンドが一番切なくて面白かったですね。

実彰は、お堅いタイプでわりとずっとクールだったので、正直なんで主人公に心動かされたかが理解できなかったかなぁ〜。主人公も何で好きになったかわかんなかったかも。実彰さん自体は、可もなく不可もなく。ハバキ憑きが可愛かったから良かったけど、あれがいなかったらちょっとつまんない人だったかもしれないですね。

どうでもいいが、このゲーム、モブがいちいちかっこいいのなんなの笑 鼓かっこよ笑 みんなイケメンで攻略キャラが霞むからやめて…と思いました笑