乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】剣が君 for V 攻略感想③

続いて左京ルートへ。

左京ルート

この人は目的があって花嫁行列に参加しており、鬼に恨みがあるようなのですがその理由はまだ不明です。温和で優しいですが、しょっぱなの血みどろ立ち絵と、山中で鬼を執拗に痛めつけるスチルに闇を感じました。主人公のこと、どうでもいいから優しいんだろうな。

江戸に戻ったあと、左京は鬼に切られ怪我をしているところを主人公に発見され、家に匿われることに。その日からしばらく左京は怪我の療養のため主人公の家に留まり、矢ノ彦(近所の子供)と遊んだりして和やかに過ごします。ある日、外で騒ぐ鬼が仇である斬鉄であると知った左京は、主人公の元を静かに去りました。左京を探す主人公。主人公って結構しつこいよね笑 人には言いたくない秘密の一つや二つあるでしょうに。

やっと見つけた左京から、御前試合を観に来て欲しいと言われます。御前試合で斬鉄とあたった左京は仇討ちを宣言しますが、あえなく負けてしまいました。

荒魂エンド

左京は仇討ちを諦められず、ついてこようとする主人公にわざと冷たく当たって突き放します。ここのキスのスチルいいね。

一方いつもの駿府組ですが、七重が生娘じゃないとわかり、斬り殺されてしまいました。しかも山賊に暴行を受けて身籠っていたようです。七重かわいそうすぎる。

その後、左京は何者かの声に呼ばれて洞窟にやってきます。落ちていた刀を拾うと、誰かを斬りたい衝動にかられました。これって村正とかいう剣なのでは。妖刀からは女の声(たぶん七重)が聞こえ、それを姉の声だと誤認した左京は妖刀に魅入られ、代々受け継がれてきた大切な刀・蛍丸を手放してしまいます。その後、斬鉄一味を殺し、刀の声の言うままに人を斬りまくる左京。うん、なんとなくこの人はこういう狂人キャラな気がしていたわ。ついには矢ノ彦も斬り殺してしまいました。これはひどいよ。

左京を止めようとみんな集まりますが、刀に憑かれた左京はついに主人公を斬ってしまいます。その後、左京も自ら死を選び、ふたりで黄泉路を行くエンドでした。最後は地獄に落ちる左京についていき、ふたりして地獄へ…。このエンド結構好き。スチルが美しすぎる。

・奇魂エンド

斬鉄一味を殺してお尋ね者になるところまでは荒魂エンドと同じ。矢ノ彦は助かったので良かったです。左京は刀に憑かれた自分を許せず、蛍丸を手放した池に身を投げてしまいます。主人公も後を追って池に飛び込み、気がつくとふたりして黄泉にいました。しかし主人公は死んでおらず、主人公を呼ぶみんなの声が聞こえ、意識を取り戻しました。左京とは死に別れてしまったけど主人公は生きてるし、左京も蛍丸を取り戻せたのでこっちの方がいいエンドではある…かな? どっちもつらいよ!

・幸魂エンド

七重は死なず、鼓と江戸に逃れました。左京は御前試合に負けたあと、洞窟に蛍丸を置いていくことにします。蛍丸の由来を聞いた主人公は左京を叱咤し、蛍丸を取りに行くように言いました。このルートの主人公、左京を精神的に支えている感じがあってすごくいいな。伝承の通り蛍丸が光ってるシーンで泣いた笑 生きるために斬鉄を倒したいと、気持ちを新たにする左京。

一方、鼓と七重は鬼に捕まり、利用されることに。おい。左京は斬鉄に決闘を申し込み、その前日に主人公に「自分が戻らなければ読んで欲しい」と手紙を渡します。やめろ。斬鉄は鼓とともに決闘の場に現れ、左京は窮地に陥りますが、螢たちが来て加勢してくれました。斬鉄を打ち果たし、仇討ちができてハッピーエンド。左京は江戸に残り、無料の寺子屋を作るとのこと。とても立派だけど、どうやって生計立てていくの…?

・和魂エンド

斬鉄との決戦、主人公はついて行きませんでした。不安な気持ちで待つ主人公のもとに、左京は敵討ちを果たして帰ってきました。その後、国に帰ることにした左京に主人公もついて行くエンドでした。偽の花嫁行列からはじまり、最後は山城国へ本物の花嫁として嫁ぐ幸せな結びですね。またみんなが護衛してくれて嬉しいわ。

 

左京ルート制覇。この人のシナリオはどれも面白かった!敵討ちのためだけに生きて、辛い人生を歩んできた左京の苦悩と、それをひたむきに支える主人公がとっても良かったです。

甲乙つけがたいですが、ふたりで地獄に落ちる荒魂エンドも良かったし、死に別れるけど左京の心が最後に救われる奇魂エンドも良かった。大団円の幸魂エンドも良かったし、花嫁行列で終わる和魂エンドも感動しました。

いやー3人目にしてやっと満足なシナリオでした笑