乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】吉原彼岸花〜久遠の契り〜攻略感想

ニルアドがつまらなさすぎたので断念して、こっちに切り替えました。こちらは個人的に好きなプロトタイプさんの作品で、蝶毒と同じくもとは18禁のPCゲームです。乙女ゲームのエロ描写がちょっと苦手だったのですが、蝶毒で耐性がついたというか、元々18禁のゲームってエロが必要なエロって感じで、わざとらしさがないせいか抵抗なくできる気がします。

本作は、吉原で高級遊女として暮らす千早花魁が、お客さんや仕事関係者とのふれあいで本当の恋をするというお話。花魁なので毎夜お客さんと床に入ることになったり、好きになっても一緒になれないという葛藤がつねにあります。攻略対象はそれぞれ立場が違えど、結局自由に恋愛できない身の千早との将来を憂うことになるでしょう。

ちらっと攻略サイトを調べたところ「真相」という単語があったのですが、物語に謎がある雰囲気ではないため何が真相なのかよくわからん。千早が遊郭に入ることになった経緯が実家が傾いたためというのが、もしかして誰かに仕組まれたことだったとか?でももう10年くらい前の話なんだよなぁ。楼主である時雨さんが謎多き男なので、どんな展開になるか楽しみ。オススメ攻略順にそってプレイした感想をさらっと書いていきます。

 

■朔夜

いつも千早の髪をセットする髪結で、感情表現が少ない感じの人。拾った猫を通じて仲良くなり、やがて間夫に。この人のルート、普通に面白かった。2回くらい涙が出ました。やっぱり、プロトタイプさんのゲームはキャラ作りが上手。とくに癖があるわけではないのに、魅力的だし感情移入できます。足抜けしてふたりで逃げるために髪を切り、それを楼主に呆れられた際に、いつも髪を結っている朔夜だからこその重みあるセリフを言ってくれて感動しました。甘味が好きなところもかわいいです。わりと好きなキャラですね。

 

大月忍

チャラいお侍さん。ふだんはこういうキャラあんまり好きじゃないんだけど、この人は好きだ。やられた!と思ったのは、贈り物のエモさですね。折り紙とか蛍とかカボチャとか、母の形見とか、いちいち良い。絶妙なところをついてきてぐっときました。ベストエンドは泣きましたね。そんなに凝った筋書きじゃないけどわざとらしさがないのがかえっていいのかな。バッドエンドは結構えぐかったけど笑 剣が君の縁に似てるってレビューを見かけましたが、全然‼︎違う‼︎あんな薄っぺらいやつと一緒にしないで!軽薄そうなところは似てるけど相手のことを想ってここまでどストライクの行動ができる人、そうそういないよ!

 

■神楽屋彰人

めっちゃ態度が悪く、千早と衝突ばかりする人。本作の「乙女ゲームにいたら安心するキャラ」枠。いつも喧嘩ばっかりで、どうなるのかなーと思ってましたが、この人…めちゃくちゃかわいい!お祭りのくだりでキュンとしましたし、虎の根付を手作りしてくれたシーンでは萌え死ぬかと思いました笑 まあ、神楽屋さんが主人公にいつ惚れたのかは正直わからなかったけど、まあよい。この人いいわあ〜。この人も普段なら好きにならないタイプなんだけどな。

 

時雨(ベスト、バッドエンド)

桜華屋の楼主。千早のことを幼い時分から知っており、手塩にかけて花魁に育ててくれた人。いかにも怪しい笑 声優さんが大ベテランだから安心感があり、それがかえって不気味です。この人の話はそこまでドラマティックな展開やぐっとくるポイントはなかったのですが、次の攻略対象である伊勢屋さんが絡んできたので真相ルートでもっと色々知れるんじゃないかと思います。最後らへんの柚がかわいかった。

 

■伊勢屋惣一郎(ノーマル、バッドエンド)

上客。千早の故郷の幼馴染でした。この人の見た目が一番好きだな。シナリオは普通に面白いけど、初めから千早のことがめちゃくちゃ好きなので私好みではなかったです。初回はベストに行けないので、酷い展開に笑いました。中でも時雨様ペット化エンドはなかなか鬼畜でしたね。ペット化した時雨の姿を見たかったけど出てこなくてちょっと残念。ここまでやって思ったけどこのゲーム、バッドエンドで大体千早か攻略対象が狂人になるね笑

 

辰吉

見世番の無骨な男。Vita版で攻略対象に追加されたキャラ。千早との身長差がえぐい笑 2mくらいあるよね絶対。伊勢屋ルートで、実は辰吉は、伊勢屋が千早を見守るために桜華屋に送り込んだ部下であることが判明。初めてこの人を見た時には、すげー鍛え抜かれた腹筋見せつけてくるじゃんと思いました笑 この人の話は全体的に重くて暗いですね。立場が複雑なんだよな…。ベストエンド、ベストなの?って展開でした。でも柚が健気で、泣けました。

 

伊勢屋惣一郎(ベストエンド)

うん、なんていうか…彼、かませ犬感がすごくて千早と結ばれるエンドもなんだか上の空で見てしまいました。バッドエンドがインパクト大だったのもあるかな。ただ、このルートで千早が吉原にくる羽目になった元凶が判明。薄々感じてはいたがこの野郎〜笑 でもお金のためってよりは千早を手元に置きたかったんじゃないかな。でもそれなら遊女になんてするかな?次の真相ルート楽しみ。

 

桜華屋時雨(真相)

いろんな真相があきらかになったけど、「まあそうでしょうね」という感じで想定の範囲内でした。結構えげつないことをしているので、千早が許す展開はあまり深く考えないようにして見ました。普通だったら許せないよね笑 時雨もかわいそうな人なんだけど、個人的に一番かわいそうなのは惣一郎だな笑 千早を一番長く想っていて、千早のためにあらゆることをしたのに、それに応えてあげない展開が多すぎて不憫です。惣一郎がキャラ的に特に好きってわけでもないんだけど、もっと幸せになってもいいんだよって思いました。

 

総評

85/100

シナリオ

面白かったです。とくに前半の3人が泣けたし、キュンとするシーンも多く、楽しかったですね。後半はつまらなくはないんですが、真相に近づくとシリアスが強くなるためキュンとすることはなかった笑 ベストエンドは一部を除き概ね平和で良かったですが、バッドエンドは結構えぐいかんじになるので苦手な人は嫌かもですね。私は嫌いじゃないです。

キャラ

サブキャラ含めて魅力的。柚や喜蝶さんも大好きです。攻略対象では、やっぱり忍が大穴だったかな。ふだんならチャラいキャラ好きじゃないんですけど、風邪で寝込んでる時に持ってきてくれた折り紙や、千早が送った紐をベストエンドでつけてるところは最高にときめきましたね。こういうキャラを作れるのがやっぱりすごい。神楽屋さんも、最初はアレでしたがデレるとめちゃくちゃ可愛かったです。いけすかないやつがデレるってパターンはよくあると思うけど、この人のデレ方良かったな。惣一郎は不憫すぎました。辰吉、時雨ルートでは惣一郎は横恋慕みたいな立ち位置になってしまうため、あんなに色々耐えて頑張ってきたのに報われないのはシンプルにかわいそうでした。

システム

選択肢までスキップ機能が便利。未読で止まってくれます。ただプレイ中、選択肢が急に出るので何回も押し間違えました。選択肢の前に予兆がほしい。

綺麗です。一部、胸板厚すぎない?とか筋骨隆々すぎない?ってのはありましたが。蝶毒より濡れ場スチルで互いの裸が描かれていました。千早、おっ◯いがデカい笑 肉まんみたいでした笑 

 

プロトタイプさんのゲームはやっぱり面白いですね。やってよかった。次やりたいゲームが届くまでニルアド消化するか迷うな。

【乙女ゲーム】ニル・アドミラリの天秤 攻略感想③

続いて汀さんルートへ。

■汀紫鶴 攻略感想

恋愛小説家。稀モノ関連について作家としてどういう絡み方をするのか期待。冒頭で、女性が何者かに襲われ傍に汀の著作が落ちているという事件が起きます。女性の口にはライラックの花が詰め込まれていたよう。ライラックといえば、コルダ3の函館天音編のリラの家を思い出しますね。汀もライラックのコロンをつけており、事件との関連性を訝る主人公。

このルートにもヒタキエンドある笑 こわい。とりあえず進めてみました。そしたら翡翠ルートでのヒタキエンドと全く同じでした笑 え、なぜ入れた笑 手抜きか?

てかすでに汀さんがちょっと主人公を意識してる態度なのにガッカリ。ちょろい男に興味ないんじゃよ。二度目のライラック事件が起き、巷では汀が犯人かもという噂が流れます。朱鷺宮から、汀が師の遺稿を持っており、それが稀モノかもしれないという話を聞いた主人公は、夜に汀の部屋へ。そこでなんと不意打ちキスをされてしまいました。まじかーーーもう不意打ちキス嫌いだって翡翠ルートでも言ったやんけーーーってかまさかこの後も不意打ちキスばっかりだったらもうこのゲーム嫌だ笑 キスすればときめくってわけじゃないんやで。いや、汀の行動も謎だけど主人公の心理も謎だな。なんでそれで謝ろうという気になるのか理解できない。

ヒタキの退院が決まり、主人公は弟のために汀から本にサインをしてもらいます。ヒタキの年齢14歳だった笑 あいつ14歳であんなに姉さん姉さん言ってるの?やばすぎない?普通14って男の子なら思春期とか反抗期で家族にベタベタするのを恥ずかしがる年頃では。

結局、ライラック事件の犯人は笹乞でした。あっさり自白しすぎる。シナリオがつまんないなーもうやめたい、このゲーム笑 笹乞って全シナリオでわりと重要キャラなのに魅力が全くないから、全体を通してつまらなくなっているんだよな。汀も全然魅力がない。チャラいキャラでまったく癖もなく、印象に残らない人でした。

 

鴻上滉 攻略感想

同僚で単独行動を好み、そっけない人。お願いだから簡単にデレないでください、ほんとにお願いします。

一緒にナハティガルに行くことになりましたが、相変わらず無愛想。主人公はナハティガルで四木沼から目をつけられたっぽい。その後、主人公は何者かに攫われそうになり、あきら(変換できない笑)が助けてくれます。その際不可抗力で抱き締める形になりますが、主人公はそこからあきらを意識するように。こいつ色ボケすぎない?笑 車で無理矢理攫われそうになるとかめちゃくちゃ怖い目にあってるのにさ。このルートの主人公、むっつりすぎてきもい笑 あと世間知らず扱いされることに過剰反応してるのもうざい笑 

その後、なんか知らんけど映画館でいい感じになる2人。いやなんで⁉︎ 主人公は色ボケだからいいとして、あんな無関心極まりなかったあきらがなんで突然手を繋いできたりしたのかマジで理解できなかったです。帰宅後、主人公宛に四木沼からカラスの羽入りの手紙が届きました。いやシンプルにきもい笑 ナハティガルには自分が潜入するというあきらに対して、命を粗末にするな的な感じで怒ってあきらをひっぱたく主人公。もういやこの主人公、うぜえーーー!! 感情的すぎるんだよな。何様なんだ。

主人公は四木沼によって誘拐されました。いやこんだけいろいろ危険な目にあったのに迂闊すぎない? バカなの? 四木沼は主人公を選ばれた者だと言い、自分の子供を産んでほしいと襲います。きもいんだが。そしてフクロウに裏切り者がいることを告げました。いやなんで教えてくれるんや笑 四木沼夫人が助けてくれ、アパートに帰った主人公はあきらに会います。そこであきらが自分が裏切り者だと言われ、あきらからも襲われました。はあ? いやいや、なんでバラした笑 あきらは四木沼の言いなりみたいですが、それにしてもあきらのムーブは謎すぎてまじで気持ち悪い。あれ、あきらってわりと初期の攻略推奨だったけど、裏切り者であるならもっと後の方がよかったのでは。

その後、四木沼の元に行くと言う主人公に呆れるあきらでしたが、だったら俺が連れて行くと言ってナハティガルに行きます。が、いざ引き渡そうとすると逃げろと言い、ふたりでアパートに舞い戻りました。何がしたいんやこいつ笑 だったら連れてくな。あきらは四木沼の異母弟で、カラスのために情報を渡していた模様。カラスはフクロウが所持している稀モノを手に入れることと、傀儡政権を目論んでいるよう。てか思ったけど、フクロウってなんで後生大事に稀モノ取っとくの?害にしかならないなら見つけ次第燃やせばいいのに。

あきらによると、四木沼が隻眼なのは自分のせいで、そのせいで母親が自殺し、その影響で血が苦手になったみたいです。元々四木沼のために生きて死ぬことを望まれていて、そんな華族の性質が嫌いだったよう。にしてはすぐ正体バラすし主人公に絆されて立ち位置迷うし行動に軸がなさすぎない?こんなやつ敵陣に送り込むにしては中途半端やろ。

 

だめだーーー。゚(つД`)゚。 マジでもうやめたいこのゲーム。主人公が苦手すぎるしシナリオが退屈。もう一本買ってる方に切り替えたいなぁ…でも隠しキャラが誰なのか気になるし鷺沢さんはちょっと気になるんだよなぁ…がんばれわたし…。

【乙女ゲーム】ニル・アドミラリの天秤 攻略感想②

続いて翡翠ルートへ。

星川翡翠 攻略感想

カワセミ。しっかりしてるけどかわいい見た目なので恋愛対象として見れるか不安だな。

翡翠はかつて読み聞かせてもらったカワセミの郵便屋さんの本を探しており、それを持っているのは四木沼夫人であることが判明。その本はヨコハマの遊女が書いたらしく、それがおそらく翡翠の母親っぽい。翡翠がやたら自分の容姿を嫌うのは、母親の素性のせいなのかな。

まず中盤にヒタキ(弟)エンドというのがあったので見てみたのですが、弟ガチやばい奴って印象でした。弟ってたぶん12,3歳だと思うんですが、姉離れできておらず束縛が半端ないです。当初はシスコン弟かわいいなーくらいにしか思ってなかったので、こいつ死んでた方がよかったのでは…と思ってしまいました笑

二周目にしてすでに外回りで本屋とウダウダしたり、会議室でうちわでやんや言うのに飽きた笑 四木沼夫人の絡みは興味深いのだが。翡翠は恋愛や性に拒絶反応を示し、「誰も好きにならないでほしい」と言ってきました。なんでそんなこと言われなくちゃならんのだ笑 自分のことも含めて主人公には恋愛してほしくないと。出自のせいで恋愛とか性に対して潔癖になっているのでしょうね。そんなことを思っていたら、いきなりキスされてぽかーんとなりました。いやそういう行為したくないって言ってたやんけ笑 不意打ちキスっていやだなー。こっちが完全に好きって自覚があればいいけど、大抵こういうゲームだとまだほんのりとした恋心しかない(恋なのかはっきりしない)状態が多いから、シンプルに引くわ。しかもそれで気まずいからってアパートを離れてしばらく下宿するとか言い出して、なんてずるいやつなんだと思ってしまった。確かにまだ子供だけどさあー(何歳かしらんけど未成年、16歳くらい?)。てか待って、昌吾ルートの展開からすると、翡翠とも致してしまうのか? 普通にいやだ。年下少年とのそういうのみたくないんだが。ピオフィではオルロックとの行為はなくて安心してたけどこのゲームどうなんだろう。

あと、朱鷺宮さんさ、「あーごめん、君は知らなかったよな」的な話が多くて地味にイラっとする笑 最初から話しといてくれ。いつまで経っても仲間って感じがあんまりせず、疎外感があるのがいやだな。

そして、ついに恐れていたとおり、翡翠とも致してしまったーーー笑 いやこの展開わけわからん、致す必要なかったよね。しかも温室で!いつ誰が来るかわからないのに! 昌吾ルートよりも展開が急というか、翡翠という人の性格がよくわからん。嫌悪していた性行為を、感情が昂ったからといってすんなりやるのかい笑 せめてもーちょっと葛藤してくれよ…まじでこのルート気持ち悪い…。しかもキス多い…色ボケかよ…。

最終的に、百舌山教授を追い詰め、教授は四木沼夫人によって毒殺されました。夫人は翡翠の母親の親友だったようです。夫人は結局いい人でした。このゲーム、えげつない人いないのかな。つまらん。母親の本を返してもらい、ベストエンド。バッドエンドルートでは、教授を追い詰めて殺してしまいました。まあそうでしょうね。この予想がつく展開つまんない…。そしてそんな自分に幻滅し、遠いところに行ってしまいました。

 

翡翠は見た目かわいいし、いい子だと思っていたのに、攻略したらドン引きでした。関わりたくねえ。

あとこのゲームさ、スチルが変。絵は綺麗なんですが、構図がおかしい。なんでそんなポーズにした?アングルが変じゃね?このシーンならこんなふうに描いて欲しかったなあというものが多いです。そしてスチルの表示時間が長い!立ち絵に戻してほしいと思う場面が何度かありました。

文句ばっかりですがこの後面白くなるかなあ…梶くんキャラが早くも苦手な印象になってきたので、緑川ボイスの人が出てくるのを待ちつつ進めていきたいと思います。

 

【乙女ゲーム】ニル・アドミラリの天秤 攻略感想①

中古で買ったらケースなしだった笑 なので概要がよくわからず。タイトルと絵の雰囲気的にてっきり西洋の話かと思っていたら、めっちゃ日本だった。時代的には蝶毒と同じくらいで、主人公の設定も蝶毒と似てる。華族の令嬢で、家が傾いていて結婚することになってしまった…という感じ。

〈あらすじ〉

時は大正25年。没落の一途を辿る久世家の令嬢である主人公・久世ツグミは、家のために結婚を決意するも弟・ヒタキの事件によって特殊な光「アウラ」が見えるようになってしまう。弟への贖罪の気持ちやアウラを見る力を活かすため、ツグミは帝国図書情報資産管理局・通称「フクロウ」で働くことを決める。

Wikipediaより

 

なんか思ってたのと全然違う笑 見た者が自殺する衝動に駆られる本・稀モノを探して管理する組織「フクロウ」で働くことになった主人公。とりあえず2時間くらいやったキャラの所感はこちら。

鵜飼昌吾

こいつまだ出てきてない(たぶん)。

星川翡翠

オッドアイで稀モノを燃やせる能力者。今回の「個人的に恋愛対象に見れないキャラ」。少年すぎて無理。実年齢知らないけど。いい子そうではあるけど、ただのいい子じゃつまらないので豹変してくれたら嬉しいな。彼のルートやれば能力が備わった過去とかわかるのかな。

鴻上滉

今回の「個人的に乙女ゲームにいたら安心するキャラ」。すなわち主人公に最初から好意的じゃない人。隼人さんのパートナーポジション?なんかふたりのカップリング人気そうだな…すでになんか隠してそうだけど、推奨攻略順だと最初だから大したことなさそう。

汀紫鶴

作家さん。今回の軟派キャラ枠。苦手笑 冷たくしてくれたらワンチャンあるよ!作家だから稀モノには縁ありそうだよね。実はこいつが手を替え品を替えで稀モノ量産してたらうけるな。そんなわけはないか笑

鷺澤累

まだ出てきてない。

尾崎隼人

梶くんだったのでちょっと不安。乙女ゲームの梶くんボイスキャラでハマった試しがないのよね…地雷っぽいことが多いので苦手意識ある笑 梶くんのせいじゃないんだけど(梶くん=エレンが染み付いているのもある)裏がなさそうな好青年だけど推奨攻略順だと最後なんだよね。なんか秘密があったらいいな。

 

このほかにも何人か重要そうなサブキャラがいます。ていうか緑川さんボイスの同僚がいた。あの人隠しキャラな気がする…というか緑川だから普通に攻略したい。まだ何が目的なのかいまいちわからないゲームなので、出てくるキャラをどう考察したらいいかわからん笑 フクロウで働き始めて1週間までが共通ルートみたいですね。

なかなか稀モノを見つけ出すことができず焦る主人公。この子、自責的すぎない? 疲れる性格しとる笑 上記の人物所感にある鵜飼は、首相の息子で稀モノの影響で自殺未遂した人でした。てっきり死んだんだと思っていたら普通に生きてた笑 この人も一緒のアパートで暮らすことになりました。お坊ちゃん気質でワガママ、これツンデレ展開っぽいなぁ〜。

あと、鷺澤さんとも本屋ですれ違い、その後暴漢に襲われたところに出くわして知り合いました。鵜飼と同じ大学の医学部学生らしい。

また、フクロウの上司である朱鷺宮さんが、かつて稀モノによって夫を失っていたこともわかりました。朱鷺宮さんから護身用ナイフをもらい、この辺で共通ルートが終わり。主要人物の名前にはみんな鳥の名前が入ってるな。これってなんか意味あるのかな。鳥の習性で暗喩とか。郭公の托卵とか百舌鳥の早贄みたいに。そんな名前の人は今のところいないけど笑

 

鵜飼昌吾 攻略感想

稀モノのせいで自殺を図った青年。首相の息子のためお坊ちゃん気質でワガママ、すごいめんどくさい男です。ビーフシチューを作るイベントは可愛かったですが、正直それ以外は男尊女卑が甚だしく気に入らないことがあるとすぐ怒り、攻撃的な発言をしたり拗ねたりして、もーこいついやだと何度も思いました。主人公がなんでこいつに惹かれたか全然わからなかったため、わりと序盤のほうで「もしかして私、彼のこと好き…ってコト…?」的な仄めかしが入ったときは「え⁇ いや、ないない」と思いました笑 なんやかんやあって、昌吾は挙句の果てにカラス(稀モノを利用している組織)に催眠?洗脳?されて朱鷺宮さんを撃ち、自らも死のうとします。すんでのところで止められたものの、気を失う昌吾。目を覚ましたあと、自分の生まれや抱えていた不安について主人公に吐露して泣き出します。すげー急に自分のこと語り出すじゃんと思っていたら、泣き顔から一変して赤面し、主人公への思いを告げます。え、同じスチルでそれやる? こいつ情緒不安定すぎない? 主人公も告白を受け入れ、そのまま致してしまいました。えーーー( ̄д ̄;) こんな壁の薄いアパートでするのーーー絶対みんなに聞こえるじゃんーーーやめて恥ずかしい! 共同生活下において男女がそういうことになると大体周りの人って察してるからーーー! その後、雉子谷(鵜飼の世話役)の裏切りによりふたりは廃墟に連れていかれ、殺されそうになります。雉子谷は最初出てきたとき、こいつ裏切りそうだなと思っていたので案の定でわろた。バッドエンドルートではそこで鵜飼は殺されますが、ベストエンドルートではみんなが助けに来てくれました。ご、ご都合…。

うーむ、ごめんあんまり面白くない。カラマリみがある気がするけどカラマリよりさらに面白くない。大筋が地味(本のせいで人が死ぬ、その本作ってる人や利用する人を探す)なのと、鵜飼が全然魅力的じゃない。ただのめんどくさい人にしか思えなかったです。なんなら今出てる攻略対象で攻略したいって思う人いない笑 緑川ボイスの彼が隠しだったら嬉しいけど、どうなんだろう。とりあえずもうちょいやってみます。

選択肢のアイキャッチが天秤なんですが、なんで天秤⁇ あれもよくわかんないですね。

この話って、稀モノがそもそもなんで存在するのか、それを利用しようとしているカラスの悪事を白日に晒すってのが目的なのかな。日々の生活が「稀モノを見つける」のみになっているのでちょっと単調だしつまらない。もうちょっとドキドキハラハラする展開を期待します。

【乙女ゲーム】剣が君 for V 攻略感想⑥

最後は九十九丸。ちょっと飽きたな笑

■九十九丸ルート

この人、他の人のルートでも全く素性がわからない。いつも腹ペコなのと、人が良さそうで裏もなさそうというくらいの印象しかないです。目にハイライトがないのが地味に怖いんだよな笑

花嫁行列では、出会う妖怪からなぜだか恐れられている描写が入りました。なんだろ、やっぱりマレビトとなんか関係あって、妖怪の血が入ってるとか? 本人は自覚がなさそうだけど…。途中でシグラギに襲われた際は、神降ろしのときみたいな模様が顔に現れ雰囲気が変わっていました。かっこいいじゃん笑 

江戸に戻った後、なんやかんやあって九十九丸は主人公の家で働くことに。九十九丸は田宮流の伝書を継ぐために御前試合で一番刀になることを目指しています。実家は旅籠らしい。なんだ、両親健在なのか〜と思っていたら、故郷にいるのは義両親で本当の親は15歳のときに地滑りで亡くなり、自分もそれより前の記憶が曖昧であることがわかりました。これ絶対なんかあるやつじゃん笑 そういえば花嫁行列で風呂に入るスチルが出たとき、すごい傷がある人いたけどあれって九十九丸だったっけ? 初回以降スキップしてるから忘れた笑  

主人公のお店で働き、次第に家族のように仲良くなる九十九丸。御前試合自体を好んでない様子の主人公と父に遠慮して、試合を一回戦のみで放棄しようとしますが、やはり伝書を手に入れたい想いを捨てられずにこっそり二回戦に出ます。こいつ思ったよりウジウジしてるな笑 さっさと本当のことを言えば良いのに。二回戦に出たことで主人公を迎えに行く約束に遅れ、雨に打たれた主人公は発熱。ふたりは古寺で休みますが、主人公はその時に九十九丸の胸に大きな傷跡があるのを目にします。なんか九十九丸、線香みたいな匂いがするとか怪しい気を纏っているとか、そんな描写が多いんだけど本当は15歳の時に死んでるんじゃないのかな。そのとき現世に残る代償としてマレビトと契約して、マレビトの要素が九十九丸にも入っちゃったとか。お腹がめちゃくちゃ空くのも、マレビトに栄養取られてるからじゃない?

三回戦の相手は鈴懸。九十九丸は最初は劣勢でしたが、突如変貌して鈴懸を破ります。なんか姿が成長してるっぽい? 気を失った九十九丸は、城の大僧正天海によって目を覚まします。天海は九十九丸の記憶を呼び覚まし、過去に一度死んでいたことを思い出させました。やっぱり死んでたか。死んだ後に禁術である反魂呪で蘇ったよう。5年前に死んでたから体が成長しておらず、怒りで心が乱れたときにマレビトが出てくる?みたいな感じでした。

和魂エンド

九十九丸は御前試合を辞退。まあ君ルートだからね。そして主人公には、故郷の遠野に帰ると告げます。主人公は無理矢理ついていくことに。いや、お前まじか笑 故郷で、九十九丸の師匠から九十九丸が15歳の時に死に、父が反魂呪を使って蘇らせたことを聞きます。マレビトの力で蘇ることはそもそも禁忌で、和尚さんからは穢れた業で蘇った九十九丸は遠野にいることが害だと言われてします。その後、師匠からマレビトを分離させる方法を聞き、それを実行。それによって常夜の門が開き、九十九丸は常夜側に行ってしまいました。九十九丸を失った主人公は拒食症に。ついに死ぬことで、九十九丸と再会するエンドでした。どうでもいいけど成長した九十九丸めっちゃかっこいいな笑 正直あんまり面白くない展開だけどスチルは闇堕ちって感じで好きだわ。

幸魂エンド

和尚さんの話を聞いたところまで和魂エンドと一緒。主人公が夜中に目を覚ますと、マレビトに意識を乗っ取られつつある九十九丸が主人公を常夜の門までつれて行きます。常夜の門が開いたあと、15歳の九十九丸とマレビトの九十九丸が分離(?)。15歳の姿は本来死ぬはずだった九十九丸で、マレビトは主人公を常夜に連れてきたので15歳の方は用済みだとして三途の川を渡らせようとします。ふたりとも九十九丸なのでどうしていいかわからなくなる主人公ですが、15歳の方がマレビトに立ち向かい、主人公とふたりで逃げます。が、現世の野原で目を覚ました主人公の隣に九十九丸はいませんでした。諦めず探す主人公のもとにハヤト(九十九丸の鳩)がやってきて、九十九丸のところへ連れて行ってくれました。九十九丸は成長した姿になっており、マレビトが体を返してくれたそう。はあ?マレビトお前甘過ぎやろ。うーむ、戦って勝ちとったんじゃなくてマレビトが妙に空気を読むやつだったことに納得がいかない笑

奇魂エンド

御前試合の四戦目。相手は田一(幼馴染)でした。マレビトの力が発現し、九十九丸は勝利。しかし九十九丸の体を気遣う主人公は素直にお祝いできず、ふたりはギクシャクしてしまいます。九十九丸から、御前試合が終わったらマレビトを鎮めるため霊場巡りをするからお別れだと告げられますが、互いの想いは確認できました。なんか剣ルートのほうが互いの気持ちをはっきり伝えることが多い気がする。

準決勝の相手は斬鉄。斬鉄から挑発され、九十九丸はマレビトの力を発動。しかし踏みとどまろうとして斬鉄に無惨に斬られ、気づけば三途の川にいました。そこには自分の半身の姿をしたマレビトが。結局九十九丸はマレビトを受け入れることで意識を取り戻し、斬鉄を殺します。御前試合は九十九丸の勝利で幕を閉じますが、一番刀にはなれなかったようでした。

その後、なんとなく九十九丸が変わったような違和感を覚える主人公。そして九十九丸からマレビトを鎮めるためではなく力を使いこなすために旅に出ると告げられ、ショックを受けるエンドでした。なるほどね。これはわりと面白い展開でした。

荒魂エンド

準決勝で斬鉄と対峙、奇魂エンド同様に瀕死の状態に。主人公は知らせを受けて、怪我をした九十九丸のもとへ向かいます。しかしすでに九十九丸は死んでいました。

九十九丸は三途の川で目覚め、襲い掛かる妖怪を斬り続けますが、いつしか疲れて諦めようとします。そこに主人公の声が響き、九十九丸は現世に帰ってきました。うーん。えー、これが一番いいエンドなの??展開がベタすぎでつまらないのだが…。その後、九十九丸は自分の体について知るために旅に出てしまいます。旅に出る際に、主人公の名前を剣につけていいかと言われました。あーなるほど、だから「剣が君」ってタイトルなのね。ということはこのゲームのメインヒーローポジは九十九丸なのね。このために最後に荒魂をやれってレビューが多かったのですね。まあわからなくはないけど、だからなんだ感がすごい笑

 

総評

70/100

全体的にしっかり作り込まれているなぁという感じはすごくするんだけど、いまいち入り込めなかったかな。シナリオは人によってご都合丸出しのものがあったり予想外の展開だったりで、ムラがありましたね。左京さんがキャラ的にもシナリオ的にもピークにして至高って感じだった。リジェットのゲームはブラウルしかやってない(たぶん)けど、世界観作るのが上手いし、品があるところは好きだな。

キャラ

左京さんが一番好きで、次に螢、実敦さん、鈴懸、九十九丸、かなり間があいて縁って感じですね。正直左京さん以外そんなに乙女ゲーム的な魅力はなかったです。

主人公は嫌いじゃないんですが、行動力がめっちゃあるときとないときの差が激しい印象でした。やや恋愛脳な気はする。服装をなんとかしろ。あと、脇役が無駄にかっこいいのなんなの。そしてほぼ全員が長髪という、いかにも二次元って感じがなんかうける。

ストーリー

やはり前章が共通ルートなのがだるい笑 多少変わると言ってもホントにちょっとだし、もっと短かったら良かったのになという感じ。また、個別ルートは君ルートと剣ルートの二つに分かれているものの、あんまり「君」「剣」感がない展開だったりしたので、普通にベスト、ノーマル、バッドってエンドで良かった気がする。ちなみに私はエンドを迎えたらそれで終わりでいい派なので後日談は見てません。でも後日談にスチルがあるんだよな。なんで分けたんだろ、いちいち見るのめんどいから普通にエンドのあとにくっつけてくれたらよかったのに。あと、マレビト関連のオチが個人的に納得いかなかった。もっときちんと決着つけてほしかった。てっきり九十九丸ルートでマレビト復活して、大混乱するけどみんなで助け合ってマレビトを打ち果たすって展開を期待していた。長七郎とか鼓たちってあんな重要っぽかったのに最期の九十九丸ルートでは全然目立たなかったですね。なんだったのか…

システム

なんでこんなにもっさりなの。効率プレイをしていたのでジャンプは使ってないけど、スキップはもっさりしているし場面切り替えも遅くてめちゃくちゃ萎えます。オートも遅いし、バックライト消えるし、快適さはないですね。

この二カ月くらい乙女ゲーム熱が再燃してたけど、このゲームで鎮火した笑 あと2本買っちゃったので、また暇ができたらやろうと思います。

【乙女ゲーム】剣が君 for V 攻略感想⑤

■鈴懸ルート

この子は本当に可愛くていい子。お医者さんポジションなのでこれまでのルートでもたびたび助けてくれて、頼りになる人です。だれにでもフレンドリーに接し、暗い過去やコンプレックスがあるように見えないので、荒魂や奇魂がどんな展開になるのかまったく想像できません。かつ、無邪気で子供みたいな風貌なので、恋愛展開も予想がつかないですね。あと、鈴懸の友達であるマダラ(狐)とハチモク(狸)、私こういうペアのサブキャラ好きなんだよね。ピオフィオーレの双子とかね。

花嫁行列から江戸に戻ってきた主人公。ある日、変化に失敗して尻尾が出たままのハチモクと出会い、財布を落とした彼を追いかけて森にやってきます。そこで、医者見習いである神威と遭遇。神威は脚に切り傷を作った主人公を手当てしてくれ、木霊と会話してハチモクを探してくれました。あれ、この人、誰かのルートの時に結構怖そうな印象だったのに、普通に優しいんだが。

家探しに苦労していた鈴懸たちでしたが、主人公の紹介で長屋に住めるようになりました。病人が医者に罹れない現状を憂い、鈴懸はここで診療所を開くことに。しかし、根本的な問題があるとして江戸城に乗り込み、家光に直談判して改善を要求します。家光は御前試合で一番刀になれば褒美として要望を受け入れると約束してくれました。懐が深い。

鈴懸は夢を見つけて叶えるために江戸に来た模様。人が妖怪を怖がったり傷つけたりするのを嫌がる子なので、人と妖怪の和平のために何がする展開になるのかなぁ。長屋の人たちも妖怪に対して文句を言っており、それを聞いている鈴懸はとても悲しそうでした。

神威は鈴懸に対抗意識を燃やし、御前試合に出ることになりました。しかも対戦相手を卑怯な手で陥れ、不戦勝を狙っている様子。卑怯すぎわろた。鈴懸は神威と仲良くしたがっているのに一方的に嫌われていて可哀想です。

荒魂エンド

神威は九十九丸に負け、慰めようとした鈴懸を殴って去っていきます。マジで可哀想。うーん、でも確かに、ちょっと脳天気というかやっぱり人間としてずれてるというか、劣等感のある人の気持ちが分からないというか。できない人からしたら疎ましい気持ちになっちゃうんでしょうね。鈴懸が悪いわけじゃないんだけど、万人に好かれたいと思うのは傲慢かもね。

マダラとハチモクから鈴懸の過去の話を聞いた主人公。鈴懸は口減らしで高尾山に捨てられ、最初はカルラ(天狗)に殺されるところでしたがカルラがお告げの夢を見たおかげで、殺されずに育てられたとのこと。はじめは受け入れなかった山の妖怪たちも次第に打ち解け、家族のような存在になったようです。妖怪としか暮らしたことがなかったために人間の友達がおらず、普通の人と違うことに悩んでいたようでした。なんかごめんね。ところで鈴懸が幼少期に木霊の声が聞こえるようになったとき、目に神降ろしの印が現れてました。ん。神降ろしって天下五剣を持っている時に起こるんじゃなかったんかい。主人公はそんな鈴懸の友達になりたいと言い、鈴懸も喜んで応えるのでした。ていうか今までは友達じゃなかったんかい。ふと思ったけどこのルートの主人公、ずっと鈴懸を手伝って薬草採ったり色々してるけど、店の手伝いはしなくていいのか。他ルートで店にいなかったことなかったよね?笑

その後、鈴懸は斬鉄に勝利。優勝すれば数珠丸を授かることができるという噂を聞きます。またハチモクから、鈴懸は数珠丸を授かり日の本を救う運命をもっているからカルラに厳しく鍛えられたと教えてもらいました。その後、森から帰ろうとする主人公を神威が脅し、古寺に連れてきて暴力をふるいます。お前マジで最低やな。最初優しい人だと思った気持ち返して。鈴懸が助けに来てくれ、神威を斬ります。怒りで剣を振るう鈴懸を主人公が止め、鈴懸は神威を手当てします。いやまって、先にこっちの手当てしてくれ笑 神威は反省し、主人公に謝罪して去っていきました。主人公が許しても私は許さない。

鈴懸は、森で偶然出会った実彰さん(こいついつも森にいるな)から、剣に迷いがあると指摘されます。ある日、長屋通りで倒れた辰影さんを助け、辰影さんから「一番刀になれば良い地位で仕官になれるよう口添えしてやる」と約束してもらうのでした。

鈴懸は主人公に「自分を信じて真っ直ぐ突き進め」と励まされ、迷いを断ち切ることができました。めっちゃあっさり断ち切ったね笑 その後、雨が降ってきたので洞窟に入ったふたり。洞窟では例によってマレビト降臨の儀式が行われていましたが、鼓から数珠丸を奪った鈴懸は常世の門を閉じることができました。良かった。いや待って、これ奇魂エンドでは失敗して常世に行っちゃうんじゃなかろうな。みんないなくなったので、長七郎は鈴懸の家で暮らすことに。

決勝で、鈴懸は縁に勝利。家光は数珠丸を授けようとしますが、鈴懸はまだ越えなければならない人がいると言って拒否します。がんこー。その場にいた実彰と戦って勝利。数珠丸を授かり家光から懐刀になれと言われました。おお〜いい感じに終わりそう〜と思ったらそこは荒魂エンドなだけあって、最後に悲しみをぶっ込んでくる笑 立派な人間になった鈴懸を、もう見守る必要がなくなったと、ハチモクたちは長七郎を連れて高尾山に帰ることに。長七郎が健気でかわいそうすぎる。懐刀として忙しくしている鈴懸と会えない日々が続き、主人公が落ち込んでいると、鈴懸があらわれ思いを告げ、キスをするエンドでした。これが多分一番いいとされるエンドだろうな。でもごめん、恋愛過程がなくて急だったし鈴懸は恋愛対象に見れなかったから、正直キスはしたくなかったよ笑

・奇魂エンド

洞窟でのあれこれのあと、長七郎を連れ帰るところまで荒魂エンドと同じ。マダラたちがカルラのもとに長七郎を連れて行くことになり、鈴懸も数珠丸のことを聞きたいから一緒に行きたいと言いますが、明日が決勝のためやめておくよう説得されてしまいます。

決勝の日。試合会場に妖怪が現れ、鈴懸は勢い余って殺してしまいます。妖怪が人間と戦う道を選んだことを知って、鈴懸は妖怪討伐令を解くよう家光に懇願します。家光は、この騒ぎをおさめれば願いを聞くと約束してくれました。妖怪たちを説得するため、数珠丸を掘に投げ捨てる鈴懸。しかし、城に入ろうとする妖怪に侍たちが矢を放ちます。鈴懸は妖怪を庇い、かわりに矢を受けて倒れて死んでしまい、エンド。うーむ、明らかなバッドエンド。死亡スチルえぐい笑 

幸魂エンド

神威が九十九丸に負け、鈴懸の過去の話を聞くところまで荒魂エンドと同じ。主人公の父が過労で倒れ、鈴懸が往診してくれます。人手不足で困っていたところに九十九丸と出会い、店で働いてもらうことに。ふたりで楽しく話しているところを見た鈴懸は仲を誤解してしまいます。あーこういう展開か。まあ君ルートだもんね。鈴懸の君ルートあんまり興味ないかも笑 鈴懸は主人公と薬草採りに出かけ、木霊が見えないことに気づきます。まさか恋したら木霊見えなくなるみたいな魔女宅みたいな話なのかこれは。

なんやかんやあって両思いになったふたり。ある日森でいちゃついてたふたりのそばを、妖怪が逃げていきました。邪気に当てられて様子がおかしくなったと感じた鈴懸は洞窟に行きつき、そこでマレビト降臨の儀式が行われているのを目撃します。なんやかんやあって鈴懸は数珠丸を手にしますが、主人公が捕らえられそうになったことで鈴懸は怒り、儀式を中断させます。長七郎は連れて帰られ、高尾山で育てられることになりました。数珠丸も高尾山に置いていくことに。鈴懸は江戸で主人公と生きていくことを誓い、もう高尾山に戻らないとカルラに告げました。君ルートっぽい。

勝戦の日。主人公は応援には行かず長屋の爺さんを看病していたところ、近所の諍いに巻き込まれて斬られてしまいました。鈴懸は主人公のために試合を棄権し、そのせいで幕府の侍によって袋叩きにあってしまいます。ズタボロの背中めっちゃ痛そう。互いに怪我しつつお互い大切な存在であることを再確認したエンドでした。うん、あんまり面白くなかった笑

和魂エンド

長七郎を連れ帰るところまで幸魂エンドと同じ。決勝の日、主人公と長七郎は鈴懸を見送ります。しかし侍が家に来てふたりを城に連行。鈴懸が現れ、主人公は無関係だと説得してくれたおかげで家に帰れました。一方で鈴懸は長七郎を連れて城から逃走し、手配されることに。家ももぬけの殻で、主人公は鈴懸を探し回るものの見つからず。ようやく森にいるところを発見するも、もう江戸では暮らせないからみんなで高尾山に帰ると言われてしまいます。そのまま別れ別れに。一緒に行くかと思ったのに行かなかったわ…と思っていたら、エピローグで鈴懸が現れ、改めて高尾山で暮らそうと言われました。もっと早く言ってくれ笑 このエンド、多分長七郎の立場からしたら一番いいエンドですね。ずっと長七郎が可哀想だったので、のびのび生きられる道があって本当に良かった!

 

鈴懸ルート制覇。鈴懸はいい子だけどやっぱり恋愛対象ではないな〜。年下キャラあんまりタイプじゃないのよ。マダラとハチモクは可愛かったけどね。

このルートのスチル見て気づいたけど主人公の服とんでもないな笑 普通の着物かと思ってたら超ミニスカandニーハイだった笑 慎みはないんか。

さて最後は九十九丸ですね。ちょっと飽きてきたかな笑 でも最後だけあって面白い展開を期待できそう。マレビト関連が毎回中途半端だったから、最後のルートでは本格的に降臨しちゃって日の本が大パニック!九十九丸が立ち向かって倒す!みたいな展開なんじゃないでしょうか。あと、九十九丸がいつも空腹なのにもなんか理由があるような気がする。とにかく期待します。

【乙女ゲーム】剣が君 for V 攻略感想④

■螢ルート

螢は江戸の御用聞き。浅黒い肌に金髪(?)、なぜかオフショルスタイルでやんちゃな感じですが、護衛の中では一番まじめでしっかりしていると思います。町の娘が借金で女衒に売られそうになっていたので、お金が欲しくて花嫁行列の護衛に参加しています。任務をきちんと果たそうとしている責任感の強さが好印象。正直見た目が好みじゃないのと、主人公に冷たいのはいいのですがツンデレ的展開だとベタだな~と思ってました。ただ、ここまで3人攻略してきて、それぞれのシナリオに絡む螢の言動を見ていると、だいぶ好ましく思えます。普通にすごく優しくていい人。

この人のルートになって、初めて彼が二刀流なことに気づきました笑 雷切と風切という刀を持っていて、実際に雷起こしたりできるようです。ここでふと思ったんだけど、この人ほんとは鬼族なんじゃない? 風神雷神的な意味で。もしくはハーフとか。この人のバックグラウンドはこれまでのルートでは全然出てこないので、なにか隠していることがあってもおかしくはないんですが、まだ読めないですね。

江戸で再会したふたりでしたが、主人公が螢に「金のために刀を振るう」と言ったことで喧嘩になります。そんな折、五剣祭にお松ちゃんと出かけた主人公。一緒に連れてきた矢ノ彦がはぐれて迷子になります。お前が連れてきたんだから手を繋いどけや。矢ノ彦は螢に保護されました。その後、鈴懸と会い、鈴懸が螢の鉢巻を直そうとするとひどく拒絶されます。やっぱりこいつ角あるんじゃなかろうか。「オレには時間がない」みたいな意味深な発言をしてて気になります。あとなんか、豆が苦手らしく、鬼疑惑がさらに深まりました。

それにしてもなんだろ。主人公と螢、お互いちょっとしたズレで喧嘩しててなんか笑える。「尊い」って言葉がピッタリなんですけど笑 すごくいい関係じゃないか。御前試合で螢は九十九丸、鈴懸を破ります。その太刀筋から、螢の信念を痛感して涙する主人公。

荒魂エンド

主人公は螢のおばあちゃんから刺繍を習うことになりました。ある日、おばあちゃんの具合が悪くなったため、螢と一緒に山にある泉の水を汲みに行くことに。そこで偶然居合わせた実彰と螢は、ふとした誤解から斬り合いになってしまいます。その時、螢の脳裏に幼い頃体験した凄惨な記憶が浮かびました。うん、このスチルで分かったけどやっぱりこの人、鬼だわ。実彰に鉢巻を切られ、角が露わになって主人公にも鬼であることがばれてしまいました。帯刀を許されない鬼だからこそ、御前試合で勝って刀狩りを廃止したいと話す螢。そんな螢を変わらず理解したいと思う主人公。2人の関係、とっても素敵!

螢は剣取り試合の準決勝で斬鉄と当たりました。斬鉄は螢が同族だとわかっている様子。螢は勝利しますが、鉢巻を斬られ、鬼であることが周囲に露呈してしまいます。しかし家光は螢を罰しませんでした。その後、斬鉄は奉行所爆破未遂で捕らえられます。斬鉄が滅多刺しにされたという噂を聞いたとき、絶対左京がやったと思ったわ笑 

鬼であることが江戸中に知れてしまったため、螢は決勝まで身を隠すことにしました。決勝の日、なんと相手は実彰でした。なんで御前試合に出てるんや笑 激闘の末、螢は実彰に勝利。螢の願いを聞き入れて家光は刀狩りを廃止し、五剣の一振りである童子切を螢に授けました。何この展開、めっちゃいい感じなんだけど。これまでの荒魂エンドって何かしら辛い終わり方だったからこれで終わるはずはない。と思っていたら、案の定、鬼に裏切られて螢は山中で刺され、死んでしまいました。おいこらーーー!

奇魂エンド

決勝に勝ち、童子切を授かる所までは荒魂エンドと同じ。勝ったらここで落ち合おうと約束した霊泉にやってきた主人公。そこで無事に螢と会うことができました。

螢はその後、町の鬼たちから頼られて忙しい日々を送り、ゆっくり主人公と会えない様子。一方で町人たちは鬼族が江戸に増えてきたことを煩く思っているようでした。人と鬼が分かり合うのはなかなか難しいのね。と思っていたら、なんと主人公の父さんから急に、明日にでも嫁に行けと言われてしまいました笑 急すぎわろた。もう先方とも話はついてると言われて途方にくれます。たぶん父さんは娘を鬼にやりたくないと思っているのね。忙しい螢と会う暇もなく、嫁ぐ当日になって逃げ出す主人公でしたが、護衛のみんなに阻まれます。いやこれ普通に怖いんだが笑 ついにみんなに「螢以外のお嫁さんにはならない」と宣言すると螢が現れ、逃げようとします。しかし、なんとこれは全員で仕組んだ「螢と主人公をさっさとくっつけちゃおう作戦」だったようで、みんなに笑われてしまいました。いやこれタチ悪すぎ笑 人間不信になるわ笑 まじでびびった。ともあれ、無事に2人は夫婦となる幸せなエンドでした。螢は鬼でありながら真っ直ぐな信念を持ち、諦めずに堂々と五剣を勝ち取り大願成就するといった正統派なシナリオでしたね! 

幸魂エンド

霊泉で鬼であることがバレるまで荒魂エンドと同じ。その後、螢の昔馴染みの呉葉という鬼の女の子が登場します。ここでまさかのライバル展開か?笑 螢のじいさん(いたのね笑)は呉葉と螢を結婚させようとします。

そして決勝の日。なんと螢は現れず、不戦敗となってしまいました。あらー。心配した主人公は螢の家に行きますが、そこで螢と呉葉が一緒にいるのを見て逃げ出します。しかし実は呉葉は江戸に好きな人がいて、その人のために故郷から出てきたとのこと。なんやそれは。この展開はちょっと納得いかない。人と鬼が対等になるのに不可欠だった五剣を取るための決勝に来なかったのもらしくないし、呉葉ちゃんあっさり退場しすぎる。もっとライバルライバルして欲しかったな。

その後晴れて両思いになったふたり。斬鉄一味が捕らえられたことで、世間では鬼族を批判する声が高まっています。螢は主人公の父に娘を嫁にくれと頼みますが、鬼であることを知った父は強く拒絶します。おい奇魂エンドのサプライズは何やったんや笑 なお食い下がる螢に、主人公の父は「明日までに山吹の花を千本摘んで来い」と無理難題を吹っかけます。急にかぐや姫みたいなこと言い出すじゃん笑 実彰の助けもあって花を摘んで帰ることができ、父からも認められて祝言をあげるエンドでした。いやいい終わり方なんだけど、マジでこのシナリオに呉葉ちゃん必要だった?笑

和魂エンド 

父に拒絶されるまで幸魂エンドと同じ。螢だけじゃなく父も傷つけたくないと、主人公は塞ぎ込んでしまいます。なんとか元気を取り戻した主人公。ある日、町で追われている螢を見つけて後を追います。洞窟で出会った螢は、もう江戸にいられなくなり、故郷に帰るからさよならだと告げました。まじか。結局主人公は螢と添い遂げることを選んで父と別れ、ふたりで螢の故郷に向かうエンドでした。エピローグ短すぎワロタ。

 

螢ルート制覇。螢は見た目的にはあまり好みじゃなかったものの、単なるツンデレではなく実は鬼族だったという背景から、シナリオも深みのあるものになっていてとても面白かったです。特に刀を振るう理由について、まっすぐな彼の信念と想いが感じられて感動しました。主人公とはいまいちかみ合わない部分もあったものの、じょじょに距離を縮めていき、良き理解者になっていく様子も丁寧に描かれていました。

剣ルートのほうが圧倒的に好きですね。君ルートは、決勝に出ず刀狩りを廃止できないため、彼の願望は果たされていないので。君ルートの呉葉ちゃんがもう少しキャラが立っていたら面白かったのにな〜。ちょっと残念です。でも君ルートのほうが、乙女ゲーム感がありましたね。