乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】VitaminR 初見プレイ感想 ※藤重一真

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最後に一真ルートを攻略。なんというか、すごくいいシナリオでした!パーフェクト・ドリーム・ノーマルエンド回収。

 

■藤重一真(CV:鈴木達央

W6のリーダー。楽器はヴァイオリン。ドSで尊大な性格をしており、主人公のことを「下僕」「ノウナシ」と呼びます。テーマ曲はシューベルトの魔王。好き。

彼のヴァイオリンには黒いうわさがありまして、それは聴くものを恐怖のどん底に陥れ、かつ、不幸にする…というもの。実は昔、彼の家族はファミリーツアーの帰りに飛行機事故にあい、彼以外全員が亡くなっていたのです。それを心ない人から「一真のヴァイオリンの呪いだ」と中傷されたことにより、彼自身も自分のヴァイオリンが聴く人を不幸にすると考えています。他ルートでもちらっとでてきましたが、本シナリオだとさらに重い展開になっていますね。

主人公はそのジンクスを信じておらず、彼の音楽のすばらしさを純粋に称賛し、トラウマを乗り越えるようにサポートします。しかし、奇しくも彼の演奏を聴いたあとに寮が火事になり、一真を助けようとして主人公は怪我を負ってしまいます。一真はそのことを、「やはり俺のヴァイオリンのせいだ」と感じ、さらに沈んでしまいます。主人公は火事の件で、寮監としての管理不行き届きとみなされ、臨時職員も解任されてしまいます。(ここ理不尽だなと思った、学校側にも責任あると思うのだが)

 その後、元の図書館員に戻っていた主人公。一真は主人公の復職を求めてコンサートを開くと理事長に直談判します。そんな中、図書館のエレベーターが故障し、主人公は一人でエレベーターに1日閉じ込められてしまいます。Nさんのおかげで救出されますが、疲労のせいかまた倒れて入院することになってしまう主人公。そしてまた自分のせいかと悩む一真。このルート入院多いね。かわいそう…一真がお見舞いに来てくれるのですが、主人公は「Nを召喚してくれたおかげで助かってラッキーだ」と一真の不安を一蹴します。そこでの一真の笑顔…!めっちゃよかった!

そんなこんなでコンサートを成功させ、主人公は無事復職。いろいろありましたが無事卒業式を迎えることができました。

このルートでは、玲央ルートでもあった「主人公は幼いころに児童館で一真・玲央に出会い演奏を聞かせてもらった」エピソードが出てきます。今回はそれに加え、男子2人はその時会った子(主人公)が初恋の相手である、という内容が加えられていました。一真は早々に気づいていたようですが、主人公が気付くのはエンディングです。

シンプルに言うと、「ドSキャラがデレる話」なのですが、そのデレ方の描き方がすごく上手だなと感じます。着任直後、荷物を置くために机のヴァイオリンを動かそうと手を伸ばした主人公に対して「楽器は演奏家の命、誰にも触らせない!!」と強く怒られるのですが、だんだん打ち解けていき、冬には彼のヴァイオリンを演奏させてくれるようになります。この「心を許した」とわかる表現が秀逸だなと思いました。一真が主人公の後ろにまわり、弓を持つ手を支えながらぎこちなくも演奏するシーンにはキュンときましたね!

あと、チャプター12で、一真の兄弟子さんから「あなたは誰だ?」と聞かれた主人公の選択肢に「下僕です!」があって笑ったw 選んだら恋愛アップw

どのエンドもすごくよかったな~。ノーマルは恋愛要素0だったけど、ドリームのスチル、可愛かった!ほほえましい。

 

そんなわけで無事6人全員のエンドを回収。おわちゃったよ~>< キャラクターマニアも開いたけどあれ照れるんですよね…。一番好きなのは、瑛太の究極の選択②「早く決めねーと噛むぞ!」です(なんで)。あとクリス先生のテスト関連のボイスも好きで何度も聞いてます。

DSのXをやったときは清春の「あっちーあっちーお前の愛で焦げちまいそうだぜ!」が好きでした(Mなのかな?)

PSP版のXとZも届いたので、Xからやっていきたいと思います!

VitaminR (通常版) - PSP

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  • 発売日: 2013/08/08
  • メディア: Video Game