乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】ピオフィオーレの晩鐘 攻略感想⑥ FINALE

FINALEルートが開きました。いくつかエンドがあるみたいですね。チャプター5まではギルバートのルートとほぼ同じ。

前回出てきた、謎の青年がプロローグに登場。前回はデートできませんでしたが、今回は海辺を散歩することに。主人公がこの街が好きだというと少し怪訝な表情をしたので、やっぱりこの人はカジノのデイレットーレなんじゃないかな?前回街が嫌いとか言ってたし。

ファルツォーネの屋敷でジュリアから「ミルクが苦手な子がいた」という話を聞きます。前回は詳しく聞けず、てっきりダンテか二コラのことかと思っていたのですが、どうやら違うみたい。誰かもう1人いた?さらにソフィアから先代の鍵の乙女が当時ファルツォーネの屋敷に保護されていたこと、すでにこの世にいないらしいことを聞きました。うーん。もしかして、先代の鍵の乙女と先代のファルツォーネのボスとの間にできた子がディレットーレで、マフィアやこの街を憎んでるとか? 

・アンリエンド

アンリって誰。謎の青年の名前かな?

偽札騒動の折、マフィアの3組織それぞれを陥れるような新聞記事が発行されます。どれも謂われない中傷のようなものですが、ファルツォーネの記事はダンテに特殊な性癖があると書かれていてかわいそうすぎました笑 この新聞は誰が発行しているかわからないとのこと。

カジノの代わりに聖堂を会合の場にしたいとソフィアにお願いするために教会に行くと、またあの謎の青年アンリがいました。マフィアに協力する主人公を露骨に嫌がるアンリ。もう会うことはないと去って行きました。その後、街でのマフィアの評判悪化に伴い、主人公は教会へ戻ることに。

なんやかんやあってディレットーレの部屋に金髪の少女の写真が飾ってあることを掴み、楊がその写真立てをしれっと盗んできました笑 その写真の人物はクロエという少女で、弟のリトンと共に昔ファルツォーネにいたという話をジュリアから聞き、リトンがディレットーレではないかと考える一同。

ある日教会に楊がやってきて、ソフィアに鍵の乙女について尋ねます。やはりクロエは先代の鍵の乙女で、ファルツォーネにいたことで心を病んでしまったそう。そのため今代からは教会で見守られることになったようです。救いと助けについての問答のあとで、「俺は1人で生きて来た」という楊。支えになる相手が見つかるといいわね、という主人公に対して「だったら急いでもらわねば。俺はそう長く生きる予定がない」と返す楊に、なんか涙が出ました。この人、死に急ぎ野郎だもんね…一緒に生きてくれる人がいたらいいね…という気持ちになりました。

その後、街で襲われた主人公をアンリが庇ってくれます。でも怪我の手当て中に突然不機嫌に。この人扱いにくいなぁ…ちょっと苦手だわ笑 ジュリアからより詳しい話を聞き出し、クロエが先代のボスに恋していたことが判明。ただその頃先代は婚約中ですぐに結婚、ダンテが生まれて、クロエは精神的におかしくなり崖から落ちて死んだとのことでした。クロエの弟は遠縁に養子に出されたそう。マルコもクロエを知っており、クロエの死に事件性はないと言いました。うーん。その弟がディレットーレで、マフィアに関わったことで両親と姉を失ったことがマフィアを恨むきっかけになり、今回の一連の騒動を引き起こした、でファイナルアンサーでいいかな?

なんやかんやあってカジノが炎上。ディレットーレは残りますが主人公が追いかけて、2人で逃亡するエンドでした。これ、主人公がアンリに対して抱いてるのって、恋心じゃなくて同情ですよね。なんかモヤモヤするエンドでした。

大団円エンド

カジノが炎上し、ディレットーレは行方知れず。でも諸々の事件は片付き、ブルローネの街も元に戻りつつあって良かったね。というエンド。これが真エンドにふさわしい展開だと思うので、アンリをもっと悪い人にしたら良かったのに、と思いました。

 

BADを含めてルート回収!結局、聖遺物って名前だけだったね? たいそうな設定だったのに肝心の使われどころがなかったので拍子抜けしました。ダンテルートで傷や病を治すみたいな話があったから最後にその要素が使われると思ってたのに。あとエミリオが結局何者だったのか分からず。人間じゃないよね? あとピオフィオーレって何?

 

■総評

75/100

うーん。設定やキャラは練られていて魅力的なんですが、あと一歩が惜しい!という感じ。最後のルートも途中までは続きが気になる感じでしたが、終盤「そう締める?」って展開で肩透かしを食らいました。主人公が聖人すぎるのも綺麗事言ってんじゃないよって感じで置いてけぼり感がすごい笑

あと、攻略制限について。初回はダンテか二コラのみになってるのですが、全員やった今では「なんでダンテに攻略制限かけなかった??」となります。鍵の乙女の秘密を終盤まで引っ張ったほうがFINALEがおもしろくなると思うんだけどな。

・キャラ

お気に入りは楊、双子、ニコラですね。特に楊がニコラを呼ぶ「フランチェスカ…」って響きがセクシーで素敵。双子は癒しでした。しょっぱな印象悪かったニコラは、ルートやったら好きになりましたね。ただ彼はダンテを好きすぎるから、そういう薄い本とかありそうだな笑

・シナリオ

楊、ニコラは面白かったですがあとは普通でした。BADエンドのシナリオの方がGOODエンドより良かったりした笑 オルロックのBAD、個人的には好きです。テキストが読み進みやすいため眠くはならなかったな。グダグダ続く感じはなく、カラーマリスよりはマシでした。でもこれもうちょっとなんとかできたんじゃないかな。最後のシナリオがあんまり納得できなかった。あと、楊とか双子とかダンテとか、クスッと笑えるシーンを作りやすそうなキャラがいるのに、そういったシーンが少なくシリアスな展開が続くのも惜しいと思った要因です。笑いが中途半端。主人公あんまり好きじゃないな〜。馴れ馴れしいのと、考えが綺麗ごと過ぎるというか、甘っちょろい。

・絵

とても綺麗で見惚れます。ニコラのBADエンドのスチル好きだ。これが好きな人はアムネシアのトーマの檻エンドも好きだろう。

 

いろいろ書いたけどまあまあ面白かったかな。ほかにも数本購入したので、おいおいやっていきたいと思います。