乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】絶対階級学園 プレイ感想 ※鷺ノ宮レイ(真相ルート)

■鷺ノ宮レイ 真相ルート

f:id:momokantabetaina:20210621175357p:plain ※画像は公式HPより

このルートで終わりなので、ショウのことももっと深掘りされるかな、とわくわくしながらスタート。レイ様、安定感がすごいな。
食事に薬が入っている件、それと本土に送られた三好さんの件について、エドワード先生から報告を受けるレイ様と主人公。ショウが手に入れたDVDを見るかぎり、三好さんはすでに殺されてるんでしょうね。その後、塀を越えて小屋を目指すふたり。「塀に対して不快感がある」って他のルートでも誰が言ってたけど…これ結局何だったんだろ?
 
バッド1では、小屋を調べに行くと主人公が暴走して白衣の男に見つかってしまいます。まぁ、そうだろうと思っていたけど、主人公アホー!注射で眠らされてエンド。
バッド2では、小屋を離れて寮に帰還する途中で七瀬に会いました。七瀬は、例の薬の件を知っており、ケイトが生徒に公表しようとしていることを話します。案の定、朝礼でケイトは公表しようとするも、七瀬が止めて未遂に終わりました。あら、他のルートと違うね。しかし結局学園長の判断で投薬は中止になった模様。一方で、また小屋に忍び込んだふたりでしたが研究員たちに見つかり、眠らされてしまいます。あ、これいつもの流れかな?学園祭までもたなかったな〜と思っていたら、目を覚ました主人公は何故か薔薇寮にいました。女王の話から、舞踏会の日に女王が倒れたのはショウからもらった劇薬を自ら服用したのだと判明。あーあれ、自分で飲んだのか…マリア…。一方その頃、レイ様が目を覚ますと、何やら実験室のような場所にいて、さらにエドワード先生もいました。今までとは打って変わって事務的な先生。え?これ演技に見えないけどたぶん演技よね?その後、エドワード先生と学園長が思い出話をします。ふんふん、学園長はアリカが好きだったから近づくためにアリカの友達と付き合ってたのかぁ〜…と興味深く聞いていたら、なんと学園長にも子どもがいることが発覚。えっ⁉︎ まじで!まさかレイ様じゃないよね⁉︎ と思ってたら、そのまさかでしたw あんな人の子どもとか嫌すぎワロタw  その後、ママを殺したのはマリアだという話をマリアからされ、それでも学園長を好きだというマリアに一緒に逃げようと懇願します。マリアー…。マリアと入れ替わり、部屋から出られた主人公。レイ様も七瀬たちに真実を話して協力を仰ぐことに。学園祭の日、レイ様は講堂で真実を公表。しかし、学園長に「息子」と呼ばれて動揺し、ショウの人格と入れ替わってしまいました。白衣の男たちに追われ、屋上にやってきふたりでしたが、学園長に撃たれて屋上から飛び降りてエンド。主人公がショウに向かって「あなたが死んだらレイさんも死ぬ」と言ったとき、めちゃくちゃ胸が痛みました。ショウ、好きだから傷ついてほしくないんだけど…。
グッドエンドでは、講堂でショウと入れ替わらずに人格が統合し、無事逃げ果せます。人格統合がまぁちょっと都合がいいなとか、それショウは完全に救われてないのでは、とか思ったけどまぁそこはご都合主義ということで。さすが最後のルートだけあって、5人全員で協力し合ってる感じがいいね。外部と連絡を取るためにまた地下へ。父親と対峙したレイ様が「お前の息子ではなく母さんの息子だ」と言うと、学園長は彼女を蔑むように「まさか妊娠してるとは」と言い捨てました。いやお前やることやっとるやんけ。最終的にはマリアが学園長を撃ち殺してハッピーエンドでした。ここは同じなんだね。
エピローグでは、また「学園長の遺体とマリアの姿が消えた」という情報が。え、結局そこは一緒なのか。学園長死んでない説が私のなかにはあったんだけど。三年後の幸せな様子が描かれて終わりました。
 
■総評 90/100点
良かった点
・ストーリーが濃い
最初に考えていた展開を見事に裏切られ、どのルートも飽きませんでした。エンドも多く、どの展開も凡庸じゃない感じでした。ミステリーが好きな方ならハマるんじゃないかな。
・絵が綺麗
立ち絵もスチルも綺麗です。背景も良かった。目パチ口パクはないですが、誰が喋ってるのかわからなくなるようなこともなかったです。
 
気になった点
・薔薇ルートがえぐい
薔薇ルートは全体的に後味悪い展開ですね。グッドエンドもこれのどこがグッドなんだと疑いたくなる時があります。大体主人公の性格がエグい感じになるので、薔薇ルートは「早く終われ」と思ってやってました。デッドエンドは気にならないんですが、主人公の性格が醜くなるのはいやだなぁ…。
・BGM
音楽はあんまり重視しない派なんですが、これはちょっと酷かった。バリエーションが少なすぎる。「またこのBGMか」とうんざりして気分が悪くなることもありました…。
 
全体的にはとても楽しめました。ちなみに1回目以外はすべて攻略サイトを参考にしており、石ころ→薔薇、真相をそれぞれバッド→グッドの順で攻略しました。キャラで好きなのはハル、陸、レイですね。あとはマリアや萌花(ルートによりますが)も好きです。学園長もキモいですがいい味出してたと思います。ストーリーがドロドロなので、人を選ぶかもしれません。あと、糖度は低いです(私は低糖度派)。ボリュームも満足ですね。真相ルートでも1人分回収するのに4時間くらいかかりました💦
総合的には大満足のゲームです!
 
絶対階級学園 - PS Vita

絶対階級学園 - PS Vita

  • 発売日: 2016/06/30
  • メディア: Video Game