乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】金色のコルダ3 フルボイスspecial 攻略感想 ※12人股がけプレイ

金色のコルダは無印、2f、2fアンコール、3無印、アナザースカイ神南・至誠館・天音をプレイ済みです。

(1無印は攻略が非常に難しく、全キャラは攻略できてないです。コンクールは優勝できるんですが、恋愛の進め方がイマイチわからず)

3無印をやったあと、アナザースカイ3作品をやったのですが、3は無印ではなくフルボイス版をやってないとAS天音(函館編)の一部シナリオが開かないという鬼仕様だったので、フルボイスも買いました。まあブックオフで100円だったのでいいんですけど。

3は12股ができるのが特徴です。難易度もそんなに高くないです。フルボイス版初プレイで12股チャレンジしてみました。

(12股自体は過去2回ほどやったことあります。って文字にするとやばい女だなw)

1度つまずきましたが、セーブ&ロードを駆使して無事12股成功しました!12股かなでちゃんは小悪魔を通り越して多重人格者だと思います。

12股を狙うと、イベントが起こりまくるので1日進めるだけでもしんどいです。「●日までに起こさないといけない」という期限付きイベントばかりなので夜寝る際に必ずセーブし、「明日はあいつとあいつがあの場所にいなかったらロード」とぶつぶつつぶやいてやってました(きもい)

集中してないと「今何狙ってたんだっけ?」と忘れちゃうんですよ…一番苦労したのは「帰宅中」に発生するという条件のイベントですね。バッティングしまくる‥。「何日の帰宅中に誰のイベントを起こすか」を考えながらやらないと全員網羅するのは至難の業だと思います。

その甲斐あってかファイナル直前になると怒涛のイベントラッシュです。何度やっても笑うんですが、東金のソロ優勝でキスして、新に告白されてOKして、ファイナルにかけつけた天宮に抱き着くんですよ。天宮と抱擁するかなでちゃんを他の人(特に新。付き合ってるので)はどんな気持ちで見てるんですかねw 冥加も「俺の…ファム・ファタル」とか言ってる場合じゃないと思う。

コルダ3は「真剣なのに笑える要素」があるのが魅力だと思ってます。かなでちゃんの選択肢もふざけたのが入ってて笑えます。

ではキャラごとの感想をば。

■如月響也

主人公の幼馴染。星奏2年。楽器はバイオリン。常にやる気がない感じで音楽に対してもどこか斜に構えてるように見え、最初は印象良くなかったです。いちいち律やハルにつっかかるし。でも実はかなり面倒見がいいし、上記の音楽への姿勢も律へのコンプレックスから来てるんですよね。かなでちゃんが一番心を許している相手だと思います。3では必ず落ち込み状態になるので、すごく心が痛い。シナリオはこれといってときめくものはなかった…気がする。バイオリンを構える立ち絵、かっこいいよね~。野良犬とか駄犬とか、犬に例えられがち

 

■如月律

響也の兄で主人公の幼馴染。星奏3年。オケ部部長。楽器はバイオリン。ライバルを求めて地元長野から横浜に単身で渡り星奏へ。いろいろ苦労したせいか、高3とは思えないほど大人びている。一方で、恥ずかしいことも素でやれるド天然。いつも一言少ないので周りから誤解されやすいタイプでもある。幼少期に川で拾った指輪を「妖精の冠」だと思ってお守りにしている。その辺のカップルが別れ際に川に捨てた指輪なんじゃ…と思ったのは私だけじゃないはず。好感度が上がってから楽器店にデートに行くイベントで、楽器について嬉々として語る律に「少し静かにして」というドS発言をするのが楽しくて好き。怪我で落ち込んでいる律にバイオリンを弾いてあげると、喜んだ後に演奏について指導してくるイベントは何度見ても笑う。ほんとに魅力的なキャラです。

 

■榊大地

星奏3年(普通科)。オケ部副部長。楽器はヴィオラ。主人公のあだ名設定は彼のためにあった。軟派なキャラで最初から友好的。そのくせ、かなでちゃんが1stバイオリンをやることに異議を唱えてくる。お前、高校に入ってからヴィオラ始めたくせになんなの と、イラついてしまった。見た目だけならすごく好きなのに、中身が好きになれなかった私的残念キャラ。「飄々としててなれなれしいモテキャラ」が嫌いなんです。まあ、こんなアダルティな高3はいない。これもバイオリン始めて思ったけど、高校に入ってヴィオラを始めたのに副部長になれるほど弾けるようになるのって絶対無理では。医大目指してるし。

 

■水島悠人

通称ハル。星奏1年。楽器はチェロ。新のイトコ。かわいらしい見た目に反してめっちゃ堅物で男気ある。自分に非があれば認めて謝れる素直な子。いい子なんだけど、この子をめっちゃ推してる乙女に出会ったことない。どの層に需要がある子なのか不明。やっぱ女性がCVを担当しているからかな…。

 

■八木沢雪広

至誠館3年。吹奏楽部部長。楽器はトランペット。無印~2で出てくる火原先輩の教え子という設定。よく麦茶を勧めてくる、おかん的なキャラ。物腰が柔らかく、みんなに優しいが、音楽には厳しい。かなでちゃんが少しでも音楽に真摯でないさまをみせると、激高して落ち込み状態になる。至誠館は東日本大会で必ず負けてしまうので非常にかわいそうだが、そのへんはAS至誠館で補われた。声がおっさんに思えて仕方ない。

 

■火積司郎

至誠館2年。楽器はトランペット。時代錯誤はなはだしいキャラデザをしている。制服改造しすぎ。顔に大きなバッテン傷がある。絶対まともな企業に就職できない。硬派なのでデレるとちょろい。声は森田さんなので好きなのだが、見た目があまり好みでないので、語ることがない。

 

■水島新

至誠館1年。楽器はトロンボーン。ASで分かるが、南米にいたことがあるので言動がラテン系っぽい。人懐っこくて、隙あらばかなでちゃんを抱きしめてくる。愛情表現がストレートではあるが、常に好意的なため本心が図りにくいキャラ。しかし、唯一はっきり恋人になろうと告ってくる。股がけプレイしていると罪悪感がぱない。フルボイス初回プレイでは、こいつが告ってきたせいで土岐イベントが進められなくなり1週間くらいやり直す羽目になった。二の腕がきれいだな~とつい立ち絵で見とれてしまう。中の人が結構好き。

 

■東金千秋

神南3年。管弦楽部部長。楽器はエレキバイオリン。私の最推しキャラ。俺様で自信家だが、ちゃんと実力もあり、努力家なところが好き。音楽に対して真摯でぶれない軸をもっており、主人公を「地味子」と言いつつ的確なアドバイスをくれる面倒見がいい人でもある。また、負けを素直に認められるところも潔くてかっこいい。ライブをすると女性ファンが集まってくるのだが、彼女らがキャーキャー言ってるときに「愛してるぅ」と発する人に合わせてつい一緒に言ってしまう(きも)。一番好きなのは『才能がある』というタイトルのイベント。お茶吹いた。ただしこのイベントで萌えるのは東金ではなく芹沢である。最初に演奏する「死の舞踏」はめちゃくちゃかっこいい。3だと神南メンバーは登場するのが遅いのが悔やまれる。中の人が好き。

 

■土岐蓬生

神南3年。管弦楽部副部長。楽器はエレキバイオリン。千秋といいコンビ。唯一の方言キャラ。幼少期に病気がちだったせいで留年しており、ホントは19歳。いつもしんどがっており、けだるげで色気がぱない。こんな高校生いない。大地と仲悪く衝突イベントがあるが、大地好きじゃないのでいつも土岐を応援してしまう。

 

■芹沢睦 ※非攻略キャラ

神南2年。楽器はピアノ。ただの苦労性執事キャラかと思いきや、上記の東金イベントにて若干本性が見えた。東金に色々教えてくれたお礼にと、お菓子を作ってきたかなでちゃんに対し、ちゃっかり自分のぶんの皿とフォークも用意するところと、その後の「地味子」呼びがめちゃくちゃ可愛い。ASでさらに彼の性格がわかる。さらに3フルボイスで追加されたスペシャルドルチェは、転がりまわるほどの破壊力だった。中の人も好き。

 

■冥加玲士

天音3年。室内楽部部長。楽器はバイオリン。本作のラスボスにして、かなでちゃんの宿命のライバル(だと冥加は勝手に思っているが、かなでちゃんは忘れている)。かなでちゃんが星奏に転校するきっかけを作った。かなでちゃんのことを憎みながらも、かつての貴様の輝きを取り戻せと遠まわしに激を飛ばしてくる。かなでちゃんが氷渡に誘拐されてしまうイベントでの反応が面白い。ファイナルではついにかなでちゃんに屈し、ファム・ファタルだと認定した。かなでちゃんの中では野菜ジュース好きに分類されている。差し入れをすると、必ず花などのお返しをわざわざ寮に届けてくれる。帰宅中にイベントが起こっていると「さっき渡してくれてもよかったのよ」と思わざるを得ない。言い回しがいちいち面白く、今作のギャグ感を高めている最大の要因であると思われる。めちゃくちゃ魅力的なキャラ。

 

■天宮静

天音3年。楽器はピアノ。人間味のない不思議ちゃん。初対面で恋の音を鳴らす、私の中でもっとも攻略しやすい人。人形のように心のない演奏だとアレクセイに指摘され、改善するべく、恋をしようとかなでちゃんを合意の上で利用する。この時点でオチが見えやすい。ファイナルでこいつが駆けつけてくるせいでかなでちゃんがビッチ判定されてしまうことに憤りを隠せない。でも嫌いじゃない。中の人がマモなので、シリアスなシーンでもなんか笑ってしまう。

 

■七海宗介

天音1年。楽器はチェロ。初対面では、冥加に音を酷評されたせいでチェロをやめようとしており、チェロを橋の上から投げ捨てようとしていた。ふつうに迷惑。天音の特待生なので実力はあるのだが、自分に自信がなく、大体いつもうじうじしている。そのくせ、妙に押しが強い。そこが無自覚であざとく感じて私はあまり好きではないのに、やたらイベントが多く優遇されているように感じるキャラである。初回プレイで、うち(中華屋さん)に来ませんか?というメールを断ったらパリーンになって、めちゃくちゃ焦ったのはいい思い出。大人になったらめっちゃモテると思う。

 

■氷渡貴史 非攻略キャラ

天音2年。楽器はチェロ。ドクロの帽子や口ピアス、アイメイクなどビジュアル系な見た目で、今作では完全に悪人。いろいろあってかなでちゃんを誘拐してしまう。でもパンをくれるいい人。エンディングでは「七海‥成長したな」的なセリフを言う。はあ?と思った乙女は多いはず。でも待ってほしい。AS天音では最萌キャラになるから

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登場人物が多く、攻略キャラ12名というボリュームなので長く遊べることができます。まあ今回は12股したけど。フルボイス版ではそのへんを歩いているモブにも声があり、名前も設定されているので、地味に愛着がわいてくる仕様が素晴らしい。

エンディングはノーマル・珠玉の2種あるキャラ、珠玉のみ1種のキャラがいます。イベント数やスチルにもキャラによって差があるので推しキャラにボリュームがない場合もあると思います。そのへんはASで補填されているのでご安心を。ほんと商売がうまい

クラシック音楽も耳触りが良く、1年に1回くらいやり直したくなるソフト。クラシック好き&作業苦にならない&糖度控えめが好きならやってほしい1本!

金色のコルダ3 フルボイス Special (通常版) - PSP

金色のコルダ3 フルボイス Special (通常版) - PSP

  • 発売日: 2013/09/19
  • メディア: Video Game