乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】金色のコルダ3 アナザースカイfeat.神南 プレイ感想

アナザースカイシリーズ(AS)は3本ともプレイ済みです。全エンド回収したので、感想を書いていきたいと思います。

ASは、金色のコルダ3と同じ時間軸で「主人公がもしあの彼と同じ学校に転校したら?」というifストーリーです。このfeat.神南では、3同様に音楽に行き詰った主人公が、音楽の先生の勧めで先生の母校である神南高校に転入するところから始まります。管弦楽部に入部し、全国制覇(とキャラ攻略)を目指していきます。それにしても気軽に転校を勧められて笑うw そんなに簡単に転校しちゃって大丈夫か?

攻略キャラは東金・土岐・芹沢・律・大地の5名。芹沢はコルダ3では攻略キャラではなかったので、ASで昇格しています。エンドは芹沢以外は珠玉・逆注目の2種、芹沢のみ珠玉の1種です。

 

<キャラ別感想>

・東金千秋(cv.谷山紀章

神南高校3年、管弦楽部部長。私の最推しキャラです。東金は、神戸にオペラハウスを建てることを夢見ており、「音楽が当たり前に生活の中に溶け込んでいる世界」にしたいという野望があります。自信家で尊大ですが、音楽に対してはストイックで、クラシックの枠から逸脱せずに自身の音楽性を高めたいと考えています。音楽のために、能などのほかの芸術にも積極的に触れ、いろんなことを吸収したいと考えている勉強家。現状に甘んじず、高みを目指すバイタリティがいいよね!

珠玉ルートでは、父親との確執が描かれています。東金パパは去年のソロのコンテストでは、エレキバイオリンを使う東金の演奏に0点の評価を付けたくらい、古典を重んじています。しかし東金は上記のように古典にとらわれず、もっと自由な形式で演奏したいと望んでいました。意見が合わず対立している親子です。セミファイナルで星奏が途中で演奏をやめてしまったことに対して、音楽家の資格がないという東金パパ。個人的にはここ、東金パパに賛成だったんですよねー…何があったとしても途中で演奏をやめるなんて、音楽家として覚悟が足りてないんじゃないの?て思ってしまいました(厳しい)。まあでも、「ひどい」と言っとくとこだろうなと思って言いましたけど。乙女ゲーって打算的になるよね。その後、東金自身もライブをキャンセルして、倒れたらしい東金パパのもとに駆け付けちゃったりして。最終的にはお互いの気持ちを分かり合えたのかな。

逆注目ルートでは、東金が八木沢くんと喧嘩しちゃいます。大会で敗れた至誠館は廃部寸前で、その責任を感じている八木沢くんを励ます?つもりだったのかもしれないですが…ちょっと伝え方がダメでしたね。このルートでは、東金がかなでちゃんの尻に敷かれていく感じが面白いですw 

 

・土岐蓬生(cv.石川英郎

神南高校3年、管弦楽部副部長。色っぽい先輩。病弱で留年しているのでかなでちゃんより2歳年上です。車持っててオトナな感じがしますね。

 

・芹沢睦(cv.細谷佳正

神南高校2年、主人公と同い年。執事的(雑用係)ポジション。常に敬語なのに、一人称が「俺」なのがとてもツボ。あとイベントで関西弁(神戸弁)を話すときがあって、それがめちゃくちゃいいです…。細谷さんを好きになるきっかけになったキャラ。

珠玉ルートでは(というか珠玉ルートしかないんですが)、あらゆる雑事を引き受ける芹沢くんをみてかなでちゃんもいろいろ手伝おうとします。3年に振り回される2年組ってかんじでかわいいふたりですね。従順というよりは、文句を言いつつ完ぺきにこなす、というのが良かったです。ちなみに芹沢くんは柔道をしているというイベントがあるんですが、ピアノ弾いてるのに柔道…?というのが違和感がありました。指を痛めるようなスポーツは避けたほうがいいのでは。かっこいいんだけどね。あと、芹沢ママのわがままで、幼いころ女の子の格好をしていたというエピソードもありました。かわいいとかいうと親密度下がっちゃうので要注意です。

 

・如月律(cv.小西克幸

星奏学院3年、オーケストラ部部長。主人公の幼馴染です。プロローグでは、3同様に「ライバルを求めて横浜の星奏学院に行く」と告げており、かなでちゃんと「ファイナルのステージで会おう」という約束を交わします。しかし星奏はとある事情で大会で演奏を途中でやめてしまい、そのあと東金パパから苦言を呈されたあげく、結局敗退してしまいます。

珠玉ルートでの律は、腕を痛めたあげくバイオリンまで壊してしまうというかわいそうな状況に追い込まれて落ち込んでしまいます。しかも海で入水自殺しそうになってて、ストーリーがかなり重い…かなでちゃんがいなかったら思い詰めて死んでたんじゃないですかね。かなでちゃんの励ましでなんとか立ち直り、修理した律のバイオリンでファイナルのステージに立つことに!ここはすごく感動しました。冒頭にあった「ファイナルのステージで」という約束が、こんな形で果たされるなんて!という感じです。まあファイナル当日に自分の楽器以外で演奏するなんて大丈夫かと思いましたけどw

あとバイオリン始めて思ったけど、テールピース壊れたくらいならすぐ直せるよね。

 

・榊大地(cv.内田夕夜

星奏学院3年、オーケストラ部副部長。ごめんなさい、私あんまり好きじゃないんです…なれなれしい感じが。勝手にひなちゃんとか呼ぶな。

珠玉ルートでは、去年の大会で律が怪我をした原因を突き止めるべく模索しており、神南に潜入したりします。結局律を階段から突き飛ばしたのは同じオケ部部員の女子だったのですが、その女子にはめられてかなでちゃんも危うくなったりします。マジ迷惑。巻き込まないでくれ。大地が好きじゃないので、真相究明とか勝手にやってくれ‥て感じでした。冷たすぎワロタw

 

<全体的な感想>

feat.神南の攻略キャラはとても華やか。土岐や大地、芹沢など、女性に優しいキャラが多いですね。乙女ゲームで最初からチヤホヤされるの好きじゃないのですが、土岐はモテキャラなのでリップサービス感がわかるから気にならないし、芹沢は執事キャラなのでチヤホヤとはまたちょっと違うので気になりませんでした。大地は問答無用で好きじゃないですけど笑

攻略難易度は「やさしい」であれば股がけ余裕です。ファイナルギリギリまで5股は可能。「帰宅中」イベントが多いので、最終的に脱落することもあるかもしれないです。演奏難易度は「難しい」でも音符はゆっくり流れてくるし数もそんなに多くないので、リズム感がほぼない私でもオールSSSを取ることができました。

神戸にはリアルでは仕事で1回しか行ったことないのですが、異人館がある北野エリアの雰囲気すごくいいですよね。また行きたくなりました。

星奏が早々に敗退してしまうので、ファイナル後に「真のファイナル」を開催してくれるのはうれしいですね。

これをプレイするとほかのASシリーズにも手を出したくなるという罠…。ほんとにコーエーさんは商売上手です(ほめてる)。

金色のコルダ3 AnotherSky feat.神南 - PSP

金色のコルダ3 AnotherSky feat.神南 - PSP

  • 発売日: 2014/01/23
  • メディア: Video Game