【乙女ゲーム】Collar×Malice プレイ感想 ※榎本峰雄
榎本さんルートへ。榎本さんは独眼竜に憧れているちょっとアホの子。彼だけギャグ顔の立ち絵があり、ギャグっぽいSEも多いです。
榎本 峰雄（えのもと みねお）声 - 斉藤壮馬
※画像は公式HPより
榎本さんルート感想
榎本さんは元機動隊の警察官。5月のX-Day事件の被害者である藤井さんを先輩として慕っていました。ただ、X-Day事件の被害者は過去に何らかの罪を犯した者であり、それをアドニスが法に代わって裁いている状態です。尊敬していた藤井さんも、過去に誤認逮捕で冤罪被害者を作ってしまってました。しかもそれが「後輩である榎本さんに負けたくない」という焦りから起こしてしまった事件だったため、榎本さんは自責の念に駆られることに。
榎本さん自体はピュアな高校生のような感性を持っており、ほほえましい感じでした。人間的には好きで友達になりたいタイプですね。でも彼氏や夫にしたいかといわれるとそうでもないというか。ピュアすぎてめんどくさいｗ キスするときも主人公からしないと好感度が上がらなかったので「そこは男から来いよ！」と思ってしまいました。ストーリーも、長いわりに緩急が少なく、ダラダラ続いていく印象でした。途中でほんとに眠くなる…。弟との関係が良好になっていったのはとてもよかったです！
やっぱり選択肢むっず
笹塚さん同様、何度かバッドになりました。榎本さんと事務所で揉めたあと、「追いかける」「そっとしておく」の2択の選択肢が。笹塚さんルートの傾向から、「ははぁ〜ん、これは追っかけるとみせかけて、そっとしとくが正解だな！」と考えて、そっとしておきました。すると、ものの見事にバッドに。おい。
その後、ライブハウスでアドニスの駒であるハナが暴走、主人公の弟を人質にとります。そこでガンアクション発動。成功したと思ったのに、どうやら失敗したようで弟が撃たれて死亡してしまいました。えっ…これは…と戸惑っていると、なんと激昂した主人公がハナをぶっ殺してしまいました。まさか主人公があんな風にブチ切れると思わなかったのでビックリ😳
しつこいけど冴木さんが怪しい
ライブハウスの件で、主人公の弟を守り冴木くんが負傷して意識不明になってしまいます。冴木さんはそもそもライブに誘ったときも乗り気じゃなかったので、これから起こる（ハナが起こす）事件のことを知ってたからでは？という気がしました。冴木さんが意識不明の間、主人公は過去の事件の容疑者と接触します。そのうち「あれ？なんか色々やってるけどアドニス全然反応しないんだけど。アドニス機能してなくない？」というムードになり、今なら首輪もっと調べられるんじゃない？ってことで首輪を調べ直すことに。ん。今、冴木さん意識不明の重体よね。意識がないから監視もできないし、命令できないってことでは…とますます怪しい。うーん。でもさすがに分かりやすすぎる？ミスリードの可能性もあるな。
一事不再理（不再審）はどこへ
榎本さんルートでストーリーの要となる、過去のX-Day事件の容疑者・緒方は、物語中で無罪を獲得します。ストーカー男性殺人の冤罪疑惑ですね。緒方は正義感が強い人だけどこじらせちゃったキャラです。しかし、なんやかんやで終盤、緒方は自分が「ストーカー男性を殺した」と認め、警察に連れていかれます。物語としては正しい帰結って感じなのですが…。ん？ちょっとまって。「逆転裁判」履修済みの私の知識では、「不再審（一事不再理）」というものがあるはずだが？
憲法には「一事不再理」の原則がある。「何人も（中略）既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われない。（39条）」
つまり一度「無罪」判決を受けたら、二度とその罪で裁かれることはない、という決まりです。緒方のケースだと一度無罪だと判決を下されているため、自白しても無効なのでは？と思いました。でもエピローグで罪を裁かれた的なことが書かれていたので、やはり罪に問われてしまったのでしょうか。なんで？教えて法律に詳しい人‼
うーん。3人終えましたけど、1人あたりが長いなぁ…しかもそんなにワクワクドキドキするような話じゃないから集中力が途切れてしまう。まだアドニスの正体が明らかになっていないので、あとの2人のルートで真相解明されていくんでしょうね。次は白石さんルートに行きたいと思います。白石さんもなんか隠してそうなんだよなぁ…エヴァンゲリオン（古い）みたいなのを頭につけてる謎の人。面白いといいな！
