乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】CharadeManiacs(シャレードマニアクス)攻略日記①

しばらくゲームやってなかったのですが、ふと思い立ちAmazonほしいものリストを探って買ってみたこちら。サスペンス要素がある乙女ゲームです。

〈あらすじ〉

夏休みに入る直前、アルカディアという異世界に突然連れてこられてしまった高校生の主人公。異世界配信というドラマのキャストとして、同じく連れてこられた9人の男性との共同生活が始まった。日々、突然始まるドラマに出演し、ポイントを稼ぐことで元の世界に戻ろうとするが、9人の中に「プロデューサー」という異世界配信側の人間が紛れていることがわかり…。

さっそく始めてみたものの、キャラの名前が難しくて覚えられない笑 なんなのこの苗字は。しかも攻略対象9人、多い!この9人のなかに裏切り者がいるという事で、誰なのか推測しながらスタート。オススメの攻略順あるかなと思ったのですが、ちょっと調べたところなさそうだったので、なるべく裏切り者じゃなさそうな人から進めていくことにしました。

以下、攻略した順です。激しくネタバレ注意!

 

■明瀬キョウヤ

明るいムードメーカー的な青年。顔は好みだしなんとなく裏表なさそう…と進めていったらルートに入っていました。この人、裏切り者を追及しないと言って疑心暗鬼になるキャストたちに対して明るく振る舞ってくれ、最初は安心させてくれます。しかしストーリーが進むうちにやっぱりプロデューサーを‥みたいなことを言い出し、お前言ってること違うやんけと不信感を抱きました。結果的に彼はシロで、異世界配信を止めようとして敢えてやって来た情報局の職員でした。攻略後の印象としては「あんまり好みじゃなかった」。すぐ頭撫でてくる距離感の近さがちょっと異性として信用できないというか。あと、これはゲームや漫画あるあるなのですが、初対面の女子に向かって「お前」という呼び方をするのがイラっとします。苗字呼び捨てはまだいいのですが。また、主人公はわりと自己主張するタイプなのですが、彼のシナリオだと比較的受け身な印象で、ちょっと感情移入しにくかったです。このあと5人くらい攻略して思ったのですが、彼を一番最初に攻略してよかった。なぜなら、回を追うごとになんか鼻についてくるからです…。正義の押し付けがうっとおしい…。何も知らない1回目の攻略が彼だったので、さほど嫌な思いをせずに進めることができました笑

共通ルートで、キャストのなかにはプロデューサーのほかに、プロデューサーの狂信者であるスポンサーもいることが発覚。9人中2人が裏切り者という事がわかりました。その2人は互いを認識してるんだよね…?ということで、その辺も注視しながら進めていくことにしました。

 

■茅ヶ裂マモル

背が高くて優しく自己評価低めの青年。なぜ彼を2番目に攻略したかというと、明瀬と茅ヶ裂と陀宰の3人が同じ班で途中までルートが共通していたので、攻略しやすかったからです。とまあ、安易に決めるんじゃなかったと後悔する羽目になりました。なぜなら、なんと彼はスポンサーだったからです…。2人目で裏切り者1人見つけてしまった。もうちょっと後にしたかったのに~!ただ、一応裏切り者ではあるんですが、彼は基本的にずっと優しくていい人で、こっちにあんまり実害がなかった印象でした。彼の母親は過去配信の際のスポンサーで、父親は異世界人だった事も判明。まさかのハーフ。そのため、耳がいいとか味覚に乏しいとか、異世界人ならではの特徴があります。さりげない伏線を張ってる感じが読んでて非常に面白いですね!主人公がいやに異世界人を嫌悪するなぁというのも、彼のシナリオのために必要だったのですね。スポンサーの子どもはスポンサーになることが多い…という事だったので、彼の意志で狂信者になったわけではないというところが救いでした。彼のシナリオはとっても良かったです。主人公との関係ができていく様子も丁寧だと感じました。

 

■萬城トモヤ

主人公より1つ年下の幼馴染で、最初から主人公に惚れてます。主人公もそれに気づいていますが、自分は彼に恋していないという自覚があるので、非常に不憫です。ちょっと過保護で主人公最優先な感じと、髪型が微妙なので損なキャラクターだと思います。私は乙女ゲームでは無条件に愛されるのがいやなのですが、なぜか彼は嫌いになれませんでした。主人公が鈍感すぎないからかな。彼のルートはいいんですが、他の人のルートだと非常にかわいそうで見ていられません。主人公、もう少し彼の気持ちを慮ってくれ…いやでも、仕方ないんだけど…と毎回葛藤してしまいます。彼のルートはとにかく、「やっと報われて本当によかったね!!」の一言に尽きます。まあこんな性格で幼馴染でプロデューサーの可能性が極めて低いキャラなので、最初のほうに攻略する人が多いんじゃないでしょうか。私は3人目の攻略は上記の2人と同じ班の陀宰にするつもりだったのですが、少し戻して何度かやり直してもルートに入れなかったのでいったん後回しにして、裏切り者の可能性が低そうな彼をチョイスしたのでした(あとで調べたら攻略制限あったらしい)。

 

■獲端ケイト

主人公と同じ高校に通う青年。まず毛量がおかしい。頭にう〇こ乗せてるようにみえる笑 めちゃくちゃ感じ悪い人です。他のキャストを信用しておらず発言が攻撃的で、女嫌いなので主人公に対して特に当たりが強いです。こういうキャラが乙女ゲームにいると安心する。ちやほやされたくないほうなので。彼は恋愛ドラマもやりなくないというし、こんなやつと恋愛できるのかと不安になるくらいでしたが、結果的にとっても面白かったです。終始ツンツンしていた彼が照れたり笑顔になったりするシーンが出たときは嬉しかった。ようやく心を開いてくれたんだね…!という感じでした。口は悪くて冷たいのに、家事が完璧というお母さん設定なのも良かったですね。彼は前回配信のキャストで、前回参加した際にペナルティとして腕を奪われていました。それを取り戻すために再びキャストになった…という流れだった気がしますが…細かい話はちょっと忘れました。

 

■射落ミズキ

キャストの中で最年長の社会人。声がシンジくん。性別不詳で美人、お茶目なところもありながら、どこか達観したような大人です。スマートですごく魅力的な人。大人だからか、これまでの人よりも少しドキドキするような描写も多めだった気がします。ところどころで何か隠してる感があったり、やっぱり疑わしいのですが、プロデューサーというよりほかのことで秘密がありそうな感じでした。結果的には彼も情報局の人間でした。情報局の人、異世界に潜入しすぎぃ!笑 私はこの人のシナリオで初めて泣きました。スチルが美しすぎるのよ。若干キワモノっぽいキャラでしたがすごく好きになりましたね。面白かった!

上の5人は個人的にプロデューサーではなさそうだと思った人で、これ以降はプロデューサーかもしれない…と怪しみながらプレイした人です。

 

■双巳リョウイチ

主人公より6歳年上。異世界に連れていかれる寸前の現実世界で出会っているため、かなり怪しいなと思いながらプレイ。というより、ほんとは先に凝部さんを攻略しようとして進めていたのですが、いままで7章で個別ルートに入っていたのに8章に進んだので、「他とは違うってことはキーパーソンなのかも!後回しにしよう!」と思って変えたのでした。同じように、だったら陀宰にしようと思って進めたらこちらも8章にいったので、陀宰もなんか怪しいのか!と思い、すんなり個別ルートに入れた双巳さんを進めることにしました。双巳さんは正直、あまり好みじゃなくて食指が動かなかったので後回しにしたというのもあります笑 私、こういう「ちょっと大人で飄々としたモテそうなキャラ」があんまり好きじゃないんですよ。金色のコルダの大地とかね(いつも言ってる)笑 双巳さんにも大地みを感じたので、やだなと思いながら進めていたのですが…なんか言動が怪しい笑 でも、プロデューサーなのかなぁ?そんなわけないよなぁと思ってたら、「俺がプロデューサーだ」と言われ、「えっ!!」と夜中なのに大声を出してしまいました。まだ知りたくなかった―と思ったものの、プロデューサーを騙って全員のDEAD ENDを目論んでる狂信者なのでは…?と信じられない自分がいました。ここでババを引きたくなかったのよ。スポンサーは2人目に攻略した茅ヶ裂さんだしなぁと思いながら進めていくと、やっぱり実はスポンサーだということが判明。え、ちょっと待て、スポンサーって何人もいるのか?と戸惑いました。また、このルートでは双巳さんのせいで明瀬さんがDEAD ENDになり、消えてしまいます。ゲーム開始時から誰かがDEAD ENDになるのかなと思っていたものの、ここまで誰もならなかったので、異世界配信って案外ぬるいなと思っていたのですが笑 ただ、ここまで進めてきて個人的に明瀬さんちょっとうざいなと思ってたので(こら)、双巳さんが「あいつうざいから消した」みたいなことを言ったときは「わかるー」と思っちゃいました。彼も大人なので、少し描写的に大人な感じなものが多かった気がします。最初は大地みを感じてあんまり好きじゃないなと思ってたのですが、攻略したらけっこう好きになりました。こういう歪んだ人好きです。

 

ここまでやって思ったのですが、キスはどのシナリオにもあるもののガッツリキスしてるスチルは少ないのがいいですね。低糖度派なので。

 

絵が非常に綺麗でスチルも多い、個別ルートに入れば3~4時間くらいでクリアできるので、ボリューム的にはちょうどいいですね。残りの3人はおそらく「何かある3人」な様子。いい感じの順番で攻略できてよかったです。