乙女ゲームプレイ日記

※ネタバレ注意※ 乙女ゲームのプレイ日記です。つれづれに感想を書き連ねていきます。

【乙女ゲーム】AMNESIA(アムネシア)プレイ感想 総まとめ

※ネタバレあり

全員攻略、全エンド回収、全スチル回収後の感想です。

  

■キャラ

・シン

なんだかんだ言って一番好きです。現実にいたら理想のタイプ。厳しいことを言いつつちゃんと主人公のことを考えてくれているところに優しさを感じます。言い方はきついですが「お互いダメになる」というパターンにならないタイプですね。見た目も(服以外は)一番現実味があって好きでした。GOODエンドのシーン、主人公とのやりとりがすごくかわいくて大好き!!ストーリー的にもかなり好きです‥が、何度かやってるとトーマに対してそこまでしなくてよかったんじゃない?という気がしないでもなかった。

 

・イッキ

CV.谷山紀章が最高でした!キャラ的には、目の設定がちょっと無理やり感があるというか、現実味が薄すぎるのが今一つでしたね。ファンクラブの対応も優しすぎてイライラします。BADでファンクラブへの報復を匂わすシーンがありますが、できるんなら最初からやってくれよ‥と思いました。ただ、酔っぱらって電話かけてくるシーンは悶絶モノでしたね。ストーリー的には、「あと1か月」というミスリードが若干ややこしく、面白いか?というとふつうかな…。イッキルートでは唯一裏ウキョウさんも出てこないんですよね。

 

・ケント

見た目は(服以外)わりと好きなんですが、キャラがちょっといけ好かないというか、彼のルート以外では完全に端役っぽい感じなので、彼が主役になったルートはサブルート感があるな…と思いました。存在感が薄い。不器用でデレると非常にかわいいんですが、あまり印象に残らなかったなぁ…付き合っているカップルはプレゼントを贈るというセオリーに則って贈ったのが数学問題集ってのには笑いました!ストーリーが平和すぎたので、もうすこし刺激が欲しかったです!

 

・トーマ

見た目としぐさ(口元に手を当てる)が好きです!クセのあるキャラですが、優しいボイスもハマってて心臓わしづかみにされましたね。現実にいたら怖すぎますが、ゲームだからへーきへーき。彼は何気にどのルートでも主人公のことを心配したり想ったりしてて、主人公を一番愛してるの彼なのでは?と思いました。自己陶酔の可能性もあるけど。スチルによっては、きみ髪型と顔違いすぎない?てのが気になりました。他ルートでもBADで登場してくるので、存在感がすごい。ある意味ギャグみたいに怖かったです。ストーリーは新鮮で面白かったです!

 

・ウキョウ

シンルートではただの「快楽殺人者かな?」と思ってたんですが、その後ほかのルートの意味深発言で、どうやらたくさんの世界線をループしてる人だということが判明。二重人格で「俺」が表で「オレ」が裏 なのかな?主人公のことを「助ける」って言って殺したり「殺す」って言って殺したり。言動が謎で登場するたびに恐怖で笑っちゃってたのですが、ウキョウルートですべてあかされたのちは大好きになりました。主人公とは「3月に1度会って、7月に再会して7末に付き合いだした」とのことで、一見すると世界線を移動し続けて死にまくる理由としては「関係浅すぎない?」と思ったんですが、まあそれはそれ。wikiみると趣味がみつあみの練習と変な柄のパンツ集めなんですよ。かわいくないですか。ストーリーは最終章だけあってとても面白かったです。

 

ということで、個人的な攻略対象の好き順としては

シン=ウキョウ>トーマ>イッキ>>>ケント

でした。べつにケント嫌いじゃないんですけど、印象薄いんですよね…

 

・サワ

シンルートでは、「犯人か?」と疑わせるミスリードがあったのですがどのルートでも最後までいい子でした。ちょっと気になる言動もあるけど。主人公に対して「記憶喪失の人の相手なんかしたことないからわかんないよ~」とか。なんかって言うな。水着のセンスも気になる、もっとかわいい感じの着てほしいな。

 

・ミネ

個人的にはビジュアルが主人公よりかわいいと思います!声もかわいい。主人公を敵視してくるときもありますが、正々堂々としているのでかえって好感が持てます。ミネちゃん友情エンドほしい。弟思いだったり、実はすごく優しい子!

 

・ワカさん

シンルートから始めたので、オネエがハマりすぎて他ルートがちょっと違和感ありました。鬼軍曹もけっこうおもしろかった。性格が違っても経歴は一緒なんですよね?オネエのときも戦場にいった過去があったんですかね。むしろ戦場でオネエキャラができてしまったとか?どこにいくときも執事スタイルで笑う。

 

・リカ

出たな妖怪貴婦人モドキ!イッキルートで精神壊されてから、ウキョウルートで親友とか言われても信じられませんでした…顔怖い。イッキさんリカに優しすぎるよ。

 

・オリオン

「しゃべりすぎでうるさい」というレビューもあるようですが私はしゃべってくれてありがたかったです。ノベルゲーってしゃべってくれないと自分で読まないといけなくてそうすると目が離せないので、オリオンの代弁は非常にありがたかった。電話がかかってきたときも鬼のようにしゃべるんで「早く電話取らせてくれ」と思ったりしましたが。いい子なんですが、意図せずBADに誘導する言動をしたり勘違いさせる言動も多いんですよね…まあそれがないと分岐しないんで仕方ないですけど。トーマやウキョウルートではとてもけなげで主人公を励ましてくれるし、すごくかわいくて大好きです。ウキョウルートの神社での「感覚の共有は切らないよ!」で泣けた。お別れは毎回とてもさみしかったですね。見た目がショタなんで攻略したいとは思いませんがオリオン友情エンドみたいなのがあったらよかったかな。

 

■システム

普段はパラ上げ系をよくやっており(達成感を求めるので)、ノベルゲーはシナリオがよっぽどよくないと気に入らないタイプです。そんな中でもアムネシアは選択肢が多く、かつ無個性主人公なので自分の感覚を反映できる点がとてもよかったです!前述したようにオリオンが主人公の気持ちや状況を描写してくれるので、PSPを置きっぱなしで違うことやっててもOKなのもよかった。メール画面で既読スキップが止まるのはちょっと面倒くさかったかな。

パラメーターは重要な割に見方が非常にわかりづらい。せめて数値化してほしかったです。あがった?変わってない?てのがわかりづらかったですね。あと、「記憶を取り戻す」というのがテーマなのであれば「記憶回復度」というパラがあったほうがわかりやすかったな。 

スタート画面でエンディングがタイトルしか見れないのは残念でした。まあどこからがエンディングなのかわかりづらいってのもあるんでしょうが‥。もう一回みたい!となったときにいい感じのセーブデータがないとめんどくさいです。セーブ&ロードは快適でした。

 

■音楽

OPやEDに固執しないタイプなので見てないです…BGMはとても良かったです。とくに殺される!とか危ない状況で流れるBGM、毎回ドキドキしました。緊迫感がすごい。疑念を抱くシーンのBGMもそれっぽいし、音楽がとてもよかったですね。

 

 ■プレイ時間

1ルート(全エンド回収)7時間×5で35時間くらい。ボリュームとしては多すぎず少なすぎずって感じだと思います!分岐でセーブしておけばもう少し早くできるかもしれないです。

 

■総評

乙女ゲームとしてはちょっと異端な部類かもしれないですが、私はとても好きでした!無個性主人公が好き&デッドエンド許容できる方にはおすすめです。BOOK OFFで100円だったのでかなりお得でした笑レイターも気になるけど、ファンディスクで主人公の個性もあるとのことだったので、イメージをこわさないためにもプレイしない予定です。

 

乙女ゲームに別要素(これだとミステリ要素?)を追加したものを初めてやったのでとても新鮮でした。ほかにも探してみたいと思います!

AMNESIA(アムネシア) (通常版)予約特典なし - PSP

AMNESIA(アムネシア) (通常版)予約特典なし - PSP

  • 発売日: 2011/08/18
  • メディア: Video Game